国内での興行成績は振るいませんでしたが、「日本人が悪人っぽく描かれているから?」と思いきや、アメリカ本国でも非常に評価が悪く、興行的に大失敗をした作品です。
その理由は…本作を製作に至る背景についてはあまり知られていませんが、ディズニーUSAの日本への製作当時の巨大な憎悪が根底にあります。
本作を観て「大本営の作戦会議を原っぱなんかじゃやらないよ〜」とか「日本人のスパイがヘンテコすぎ!」とか日本に対する時代考証が出来てないじゃない〜まだまだ日本への理解がないんだね…とか大らかな気持ちで観るのは間違いです。
製作者サイドは日本のことはよく理解した上で作っています。
本作の製作はディズニープロダクションが行っており、作られた背景には強烈な日本バッシングがあります。
ディズニー本部の首脳陣は大の日本人嫌いで有名で、米国内においては日本人への不当差別は酷いものがありますが、米国の子供たちの人気投票でミッキーマウスの人気が、人気が東洋から来た黄色の電気ネズミ(ピ●チュー)に負けたことで彼らの怒りは頂点に達しました。
本作は純粋に愛し合う若者たちが、東洋の卑怯者種族の不意打ち攻撃によって不幸にも別れ離れになり、最後には彼らの本拠地を爆撃して終わり!!というヘンテコストーリー。
公開時にはアメリカ本国でも超酷評で「観るに値しない!!」と言われ、劇場も閑古鳥だったそうです。
特撮はちゃんとしていますが、辻褄あわせのラブストーリーを絡ませたために登場人物の行動も支離滅裂になり感度もありません。(実は演じていた俳優たちも当時を振り返って得感情移入が出来ず、どう演技して良いか困ったと証言しています。)
タイタニックばりの大ヒットと日本人を辱める目的でしたが、どちらも達成されずに莫大な製作費だけを投じた中途半端な作品になってしまいました。
以上のような背景を踏まえて観るとかなり楽しめます。
特にヘンテコ日本人スパイの登場は爆笑ものです。ある意味で一見に値する作品ともいえるでしょう。