収録話数の半分が、てんとう虫コミックス未収録という
読み応えある2巻となりました。
赤ちゃんパーマンが登場する「パーマン5号誕生」、
映画並みのスケール「国際スパイ大作戦」、
その続編といえる「"鉄の棺桶" 突破せよ」では、
レーダー、戦闘機、地雷、拷問、誘導弾などの描写もあり、
パーマンの中では、際立つ力作。
先生、女の子友達、母親から注意をされ、
パーマンとして頑張っても誰からも褒められず、何も報われず、
みつ夫が“パーマン辞めます”宣言をする「パーマンはつらいよ」は
思春期を迎える前の子供が初めてぶつかる
人生の葛藤を描いた本作は、まさに児童漫画の名作でしょう。
てんコミでもFFランドでも「バード星への道」だった最終回が、
「スーパー星への道」で掲載されているのは大全集にふさわしく貴重です。
そして、40年も幻になっていた、最終回後のパーマンを描いた
「帰ってきたパーマン」は、ファンには感動ものでしょう。
パーマン2号の声優を務めた大竹氏の解説も、
パーマンへの深い思い入れが感じられ、素晴らしい締めくくりとなってます。