「どんな恋でも、ないよりましやんか----」。
娘を連れてふるさとの村に出戻ったなおこ。その母が営む、村にひとつのパー
マ屋さんは、女のザンゲ室。そこでは女たちが、恋にまつわる小さな嘘を日々告
白している。男に裏切られても、泣いて笑ってたくましく。おとなの女の恋心を
描く感動の物語。
オールカラー128ページ、「新潮45」連載待望の単行本化!
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25 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
可笑しくて悲しくてしたたかで、愛しい,
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レビュー対象商品: パーマネント野ばら (単行本)
だめな女と男を見つめる母性は西原理恵子の最大の持ち味である。それを十二分に発揮した佳作。 メーター振り切ってんじゃないか?っていう 超ハイテンションのギャグと極彩色の色彩は相変わらず。 男の身勝手さやずるさに振り回されそれでも受け入れてしまう 女たちの悲しさ、したたかさ、女同士の友情を溢れるような 情感を込めて描き、加えてギャグとの違和感無い調和はさすが 西原理恵子。 癒されるではなく、許されたい、許したいという気持ちにさせ てくれる本。
23 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
西原さん、あなたのお陰で救われました。,
By ジーナフウガ "ジーナフウガ" (福岡県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: パーマネント野ばら (単行本)
30歳を手前にした私は、西原さんが言うように楽になれるのか心配だった。「早く、こっちにおいでよ」と言う作品の中のおばちゃん(敬意を込めて)に ものすごく優しさを感じた。 そして、本当に歳を重ねることは大丈夫なような気がした。 パーマをかけてカラフルな髪のおばちゃんたちの下世話で生活にあふれていて、 ダメな男にめっぽう弱いのにパワフル。 その全てに「それでいいんだよ」と言ってもらえたような気がして、 おいおい泣いてしまいました。 嘘つきの女の子をなんで責めてしまったのか悩む 作者の人間愛の深さにも感動してしまいます。 縁起でもないことかもしれないけれど、 私が死んだ時には、一緒に棺おけに入れてもらいたい。 ピタッと寄り添ってくれて心から離れない磁石のような作品です。 西原さん、あなたのお陰で救われました。
21 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
恋をしている人に。。。,
By ごんのすけ (神奈川県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: パーマネント野ばら (単行本)
ある意味、サイバラさんの新境地ではないかと思ったりする。描かれる世界は、出身をモチーフにした、いつものサイバラワールド。 でも、ここまで「女」と「恋」を前面に据えた作品はこれまで余りなかったのでは。 今までの作品で「たくましい女」はいっぱい描かれてきた。 この作品にもそんな女性が満載だ。 でも、そんな女性にも弱い面と強い面があって、思わず守りたくなる、 そんなシーンを容赦なく温かい筆致で描き出す、 そこにサイバラさんの弱さと強さを兼ね備えた両面を見る。 ちなみに、私の連れ合いの一番お気に入りのシーンは、ロクデナシの夫の腹を刺した登場人物が「やっぱ人生はじけてみるもんやで」と笑い飛ばすシーンだ。 男としては、かなわないよねぇ。。。(タメイキ) 主人公(狂言まわしのようになる時もないではないが、最終回で主人公とわかる) への繊細な描き方は、これまでの作品の叙情だけではない、生々しい面を感じる。 サイバラさんの作品を読んできて良かった、と思わせる一冊です。
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