本書はJava6に対応して一通り解説されており、
明解Java 入門編などの入門書を習得された方が次のSTEPに進む場合、もしくは既にC#やVB.NETなど他のオブジェクト指向言語を習得されている方がてっとり早くJavaを習得したい場合、Java1.4以前の知識のある方がJava5以降の新機能を把握して使いたい場合に適した書籍です。特に、プロの開発者が使う2冊目以降の実践向けJavaの書籍としてお勧めです。
現在のところ、Java5以降で一通りのJava仕様をきちんと解説した日本語の書籍は意外に少なく、本来、その役割を果たすべき公式解説書の
プログラミング言語Javaは、日本語訳が酷過ぎてとても読めたものではなく、こちらがお勧めです。
最初2/3はJava6言語仕様が十分に解説されており、使う場合に気になるポイントや使いどころが丁寧に解説されています。
残りは実際に開発する際の入門で、Servlet/JSPでのWEB開発の概要とSwingでのデスクトップ開発の概要を把握することができます。
例えば、JavaでプロとしてWEB開発する際には、更に使用するフレームワークの専門知識が必要となりますが、入門書・本書・フレームワーク専門書の習得によって、まずはJavaでのWEB開発が可能になるでしょう。実践向けWEBフレームワークの書籍としては、
Seasar 2 徹底入門がお勧めです。
Javaテクノロジーは非常に幅広いのですが、それらすべて習得する必要はなく、開発する用途に応じて、何を基本として学んでどう使うかがポイントであり、本書はいずれのケースにおいても読むべき価値のある書籍だと思います。