私はこのシリーズが好きで、毎年発売を楽しみにしているのだが、今年の本書には悪い意味で衝撃を受けた。
本書(昨年までの)のウリは、種牡馬ごとのデータと、著者(であった)田端到氏の軽妙な語り口による名馬列伝的な読み物及び解説との見事な融合にあったかと思うのだが、今回から著者が変わったことで、その良さが完全に失われたと感じる。
今年から読まれる方であれば、データは今までより詳細になっており特に悪くはないが、『種牡馬 史上最強データ』等の類書と比較して、個性と思える部分はなくなったように思う。一方、私のような田端氏の解説文を楽しみにしていたファンにとっては、間違いなくガッカリすると思われるので、注意喚起したい。(☆は後者の立場から付けさせていただいた。)