楽しく読めました。
街場のレストランの店舗運営についてストーリー仕立てでわかりやすく解説しています。
前半部分は人事改革が主体、中心人物の教育と選抜、後半に進むにつれある程度具体性のある教育内容の解説となっています。
ストーリー制にしたのはおそらくまえがきにもある「飲食の人間は本なんか読まない」と言われたことへの気遣いなのだろうと思います。
が、やや蛇足感は否めなかったように思います。なんというか実際の現場にいてこんなに都合よく行かないよな…と感じる所が所々…
まぁ確かにその中で著者の言われたい部分は入っていますし参考にはなるのですが、なんというか「現場を知らないコンサルタント風情がまぁた理想論だけで話ししてるわぁ」って感じがしてしまいます。(失礼)
人事改革を中心としたマネジメントも不穏分子は排除するという解決法ですが、はっきり言ってそれができない組織ではどうしたら良いのでしょう?そのへん次の著書で明記してもらいたいものです。
その他6章で急にファサード周りの重要性を説いています。
確かに店舗運営においてそれは重要な要素ですが、そこでなぜ急に取りざたされているのか、全体のバランスとして違和感がありました。
あと重箱の隅で申し訳ないですがサブキャラの三井崎さんの名前ですが実際のモデルがいるからなんでしょうか?なぜこの名前?読みにくかったです。あとこのキャラクターが女性だとわかったのが中盤を過ぎてから。
最初にキャラクター紹介がありますが、私はそういったものを先に見てしまうとストーリー的な面白さが半減すると思って読まない方なので、そこが引っかかって内容が入ってきにくかったです。
いろいろ不満点は書きましたが、まぁ良書ではあると思います。
ディズニーランドのレストランで食事をしたことは無いのですが、今度機会があればぜひ行ってみたいものですね。氏のメンタリティはどこまで浸透しているのか。論より証拠だと思いますので。