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パーク・ライフ (文春文庫)
 
 

パーク・ライフ (文春文庫) [文庫]

吉田 修一
5つ星のうち 3.1  レビューをすべて見る (90件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

第127回(平成14年度上半期) 芥川賞受賞

内容(「BOOK」データベースより)

公園にひとりで座っていると、あなたには何が見えますか?スターバックスのコーヒーを片手に、春風に乱れる髪を押さえていたのは、地下鉄でぼくが話しかけてしまった女だった。なんとなく見えていた景色がせつないほどリアルに動きはじめる。日比谷公園を舞台に、男と女の微妙な距離感を描き、芥川賞を受賞した傑作小説。

登録情報

  • 文庫: 177ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2004/10)
  • ISBN-10: 4167665034
  • ISBN-13: 978-4167665036
  • 発売日: 2004/10
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.1  レビューをすべて見る (90件のカスタマーレビュー)
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19 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 不安定と不安を具象で言語化した作品, 2003/8/29
By 
くわもちじんぺい (新潟県) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ1000レビュアー)   
レビュー対象商品: パーク・ライフ (単行本)
 この芥川賞受賞作は、小説として不自然である。視点人物が、いわゆる主人公らしくない。公園で風船を飛ばしているおじさんのほうが、よほど小説の登場人物らしいのである。
 事件もイベントも何も起こらない。ごくあたりまえのシティ・ライフがごく当たり前に流れていくだけだ。読み終わって、ふーん、と思って終わる。
 だが、そこには少し不気味さがある。何でこんな小説なんだ?こんなんでいいのか?
 問いは都市生活者の胸に反転してくる。こんな生活をしていて、いいのか?いいしれない都市生活者の根無し草のような不安が、軽い物語全体に偏在している。
 年配の読書家が「こんな芥川賞は認めない!」と激怒していたので、逆説的に人を突き動かす力のある小説だなあと思った。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 深く読もうとするとわからなくなるかもしれない, 2010/7/4
レビュー対象商品: パーク・ライフ (文春文庫) (文庫)
名前も知らないのに10年来の知人のように関わりあっていても最後の「決めた」と本音を洩らす発言に都会の人間関係のちぐはぐな遠近法が鮮明であります。

気球を飛ばす老人に話しかけた時も理由を聞くなと釘を刺される。

都会の人間関係は常に一面でしか関わることを許さない感じが淡々と上手く流れるように表現されてて素直に読むことに心地よさを感じました。
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13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 公園で読む, 2006/9/24
レビュー対象商品: パーク・ライフ (文春文庫) (文庫)
表題作と「flowers」の二作品。

強い衝撃をうける作品ではないのだけれど、読後感は悪くなかった。

終わり方は、いい感じ。

舞台となる日比谷公園は、非常によく知っている場所なのでその分親近感が沸いた。

「flowers」の方は、あまり感じるものがなかったなぁ。

昔より芥川賞作品から受ける衝撃ってもんが小さいような気がするんだけど、これって、読む側が年取ったからなのかなぁ?

鈍感になってきてる?
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