本作は「バイオ」のポール・W・S・アンダーソンが製作に入っているが、事実上はドイツ映画だ。
コンスタンティンフィルムの製作で全米配給はアンカーベイとくれば、これはもう「超B級」かと
思いきや、作りはけっこうしっかりしていた(笑)。
ゆえに全米興収も1,000万ドル超えと、配給網にしてはそこそこのヒットを記録した。
舞台は今から150年後。資源が枯渇した地球から、同じような環境のタニス星へ移るべく、
その先行隊がタニスへ派遣される。ただし、1000年くらいかかるので、クルーは冷凍冬眠で
年を取らないまま現地へ向かう。
しかし、途中で目覚めたバウアーが冬眠カプセルを出ると、船内は荒廃しており、こりゃ何だ?ということで、
同じく冬眠開けのペイトンらと共に船内調査をする。しかし・・・という話はよくありがちだ。
中にはヘンな怪獣もいるのだが、これって「プレデター」「ディセント」「イベントホライゾン」「サンシャイン
2057」そして「エイリアン」を足した割ったような感じだ。だから面白いとも言える訳だが(笑)。
日本でメジャーな俳優はD・クエイドとN・リーダスくらいのものだが、ノーマンはとっとと消えちゃうし、
何か次回作のインが近かったのかもしれないね。
怪獣、というか装備だけプレデターみたいな奴らとの対決が時々挿入されるのだが、音の迫力は凄い。
でも殺陣(アクション)はいまいちパッとしなかったなあ・・・。
このプロジェクトには日本も参加しているらしく(150年後もまだ開発に関わる大国らしい)、
ドアノブなどに「危ない」などの文字が見える。真田広之もこっちの船に乗った方が良かったんじゃないか(笑)。
未公開シーンが山ほど収録されているので、本当は3時間くらいあるのだと思うが、バッサリいっているために
説明不足なのが難点。あのプレデターもどきはどこから来たのか?一応説明らしきものはあるけど、
よく分からないまま終わってしまう。ラストのオチもビックリしたが、これはこれでオリジナル性が高いものだ。
特典映像は先の未公開シーンの他、メイキングとインタビューがHDで収録されている。
タイプで分ければSFホラーだが、突っ込みどころも満載で、何だか楽しい作品だ。できるだけ大人数での
鑑賞をお勧めします(笑)。星は3つ。