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パンドラの種 農耕文明が開け放った災いの箱
 
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パンドラの種 農耕文明が開け放った災いの箱 [単行本(ソフトカバー)]

スペンサー・ウェルズ , 斉藤 隆央
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

1万年前,それまで狩猟採集民だった人類は,農耕を始めた.この生活スタイルの変化は,繁栄する現代社会を形づくったと同時に,さまざまな負の側面をもたらした.肥満やうつ病などの肉体的・精神的な病,人口の過密や環境破壊,貧富の格差や民族間の争い.著者は,遺伝学と人類学の知識と経験を元に,われわれの来た道をたどり,パンドラの箱に残された希望を示す.人類史に興味のある人にはもちろん,現代生活の歪みを感じている人にも勧めたい.

内容(「BOOK」データベースより)

人類の繁栄を築いたはずの農耕文明が、現代の災禍を招いていた。いったい何を間違ったのか?パンドラの箱に希望は残されているか?遺伝学と人類学の知見を駆使して、われわれの来し方行く末を追う。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 320ページ
  • 出版社: 化学同人 (2012/1/26)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4759814981
  • ISBN-13: 978-4759814989
  • 発売日: 2012/1/26
  • 商品の寸法: 19.6 x 13.6 x 2.9 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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By それから トップ1000レビュアー
約20万年前にアフリカに誕生したヒトは約7万年前に絶滅の危機を迎え一時、人口1万人(2000人とも)以下となった。その後、6万年前頃から移動が始まり4万5000年以内に南極を除く全大陸に渡り、数百万の狩猟採集民となって全世界に散らばっていった。そして約1万年前、ヒトは農耕(家畜を含む)を発明した。農耕は安定した食料を供給して人口を急増させ、文明を発展させる契機となった。

著者は農耕の開始時にパンドラの箱から種(作物のたね=「災い」のたね)が撒かれたと捉える。「災い」とは、感染症の蔓延、糖尿病などの慢性病(近年では肥満)のような「体の病」やストレスによる「心の病」である。現代的な「災い」として「地球温暖化」と「ミトス(=ミュトス)の喪失と原理主義」の問題が語られる。また、「災い」であるか否か判断が難しいが「遺伝子治療」についても語られる。

本書は、著者の意気込みは感じられるが、比較的少ない頁数の中に広範な内容、それも生物学的内容だけでなく、社会、経済、宗教、倫理などの分野まで収めようとするため記述が不十分なところがあるのが残念である。しかし、人間の未来を考える新しい文明論としてお薦めできる作品である。
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農耕の始まりが全ての原因だったのだー!という本。
別に茶化しているわけではなく、全くだよなあと思った。
魚の養殖って魚の農耕なのだ。なるほど。
取りすぎていなくなっちゃうからね
穀物の栽培も量を確保するためにそうやって始まったのね

浅く広くありとあらゆる分野に目を向けた内容
深くは参考文献各論で。いいじゃないか。
「最初の一冊」としてどうぞ
何の最初の一冊にするかは読者次第
土を耕すことの罪深さにおののくなら
デイビッド・モントゴメリー「土の文明史」をどうぞ
デブへの道をまっしぐら!にびびるなら
「雑食動物のジレンマ」マイケル・ポーラン、 ラッセル秀子で

個人的には精神疾患の増加もなるべくしてなった事象、というのが
気になった
刺激のシャワーを処理しなきゃならないから、と。
この本でオッと思った話でした
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広範なテーマ 2012/2/18
成毛眞さんが本書を絶賛されていたので、大いなる期待をもって手にとったが、過日読んだ友達の数は何人?―ダンバー数とつながりの進化心理学に比較するとあまりにもテーマが広範で、書かれていることが重大であるにも関わらず、なぜかしっくり来ない。なぜかはわからないが。
訳者あとがきにもある新世代の原子炉(高温になると自ら停止する)は興味深い。行うべきは原発を廃絶することではなく、今あるものを安全なものに変えることだろう。
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