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パンツをはいたサル―人間は、どういう生物か (カッパ・サイエンス)
 
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パンツをはいたサル―人間は、どういう生物か (カッパ・サイエンス) [新書]

栗本 慎一郎
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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登録情報

  • 新書: 247ページ
  • 出版社: 光文社 (1981/01)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 433406003X
  • ISBN-13: 978-4334060039
  • 発売日: 1981/01
  • 商品の寸法: 16.8 x 11 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 こんな面白い著作をありがとう, 2002/2/18
レビュー対象商品: パンツをはいたサル―人間は、どういう生物か (カッパ・サイエンス) (新書)
面白くて仕方がない!---------感想を一言で言え!と迫られたら,
こんな陳腐な表現しか出てこない。まだ明治大学法学部に在職していた
栗本氏が30代までに考えた知的雑念を平易な表現でまとめあげた著作だ
(著作発表時40歳)。

俎上に上げられるのは,「おカネ」(第2章),「パンツ」(性,
第3章),「神経症」(第4章),「法律」(第5章),「道徳」

(第6章)だが,論理は整理されているというより,蛇行している。
斯界の権威=阿部欣也という重要だが少数の例外を除けば,
彼が学術層に人気がないのはこういった甘く杜撰な論理展開にあると思う。

初読のときこういった"欠点"に気付くほど私は成熟してはいなかった
けれど,それでも知的に刺激的な"大学教授の文章"にすることのできた興奮は,残念ながら大学紀要に掲載する文章しか書いていない(これは
これで立派な業務だけれど)そこいらの教授には与える能力など皆無だ
ろう。

経済学者という分類だが(同氏は慶應大学経済学部卒),文学や批評の
造詣に深いことは,『鉄の処女---現代思想の総批評』で読み取ること
ができる(蓮見重彦や柄谷行人丸山圭三郎や中村雄一郎について平凡な経済学者がここまで突っ込んだコメントをして公表できるだろうか)。
こういった知的捕獲網の幅広さこそが,若きマルキストだった彼をして
経済人類学者へと転換させた背景であるに違いない。

本書で栗本を知って以来,私は親しくなった友人や知人に強く推薦して
きた(自分で買ったものを除いて,ウソ偽りなく4冊は売上に貢献している)。知的関心の旺盛な高校生からヒマでヒマで仕方のない大学生に
至るまで,男女を問わず知的若年層に推したい。20年前の栗本先生よ,
こんな面白い著作をありがとう。これで一読者としての恩返しができた
でしょうか?

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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 三部作の第一巻, 2004/12/7
By カスタマー
レビュー対象商品: パンツをはいたサル―人間は、どういう生物か (カッパ・サイエンス) (新書)
三部作の第一巻。バタイユを援用して生産ではなく消費中心の視点を提示。しかしポランニーの原始共同体の理論が現在以降には当て嵌まらないと吉本隆明に批判され(相対幻論)、彼はサブカルチャーの方に傾斜してゆく。その後二巻で病を中心とした快感進化論にうつってゆく。
そして恐らく地球や宇宙における人類の他の生命形態に対する位置づけが、未だ語られぬ最後のテーマとなるに違いない。
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