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パンツが見える。―羞恥心の現代史 (朝日選書)
 
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パンツが見える。―羞恥心の現代史 (朝日選書) [単行本]

井上 章一
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

パンツが見える。それを喜ぶのは男性で、見られて恥じらうのは女性。でも、つい50年ほど昔まで、たかがパンツごときでときめく男はいなかった。なぜなら、和服の女性はパンツを穿いていなかったから、ふとしたはずみでチラリと見えてしまうのは、パンツなんかじゃなかった…。「陰部を見られても、場合によっては仕方ない」、それが戦前の女性の感覚だったはず。だから、多くの女店員が裾の乱れを恥じて墜落死したという「白木屋ズロース伝説」は眉唾だ、と説き起こす。「パンツ」をめぐる感性の興亡を考証する、著者10年の思索の結実。

内容(「MARC」データベースより)

パンツが見えることを喜ぶのは男性で、見られて恥じらうのは女性だが、50年前の女性はパンツをはいていなかった。いつからこの感覚が育まれたのか。軽くて重いこの大テーマを、気鋭の学者が分かりやすく解明する。

登録情報

  • 単行本: 386ページ
  • 出版社: 朝日新聞社 (2002/05)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 402259800X
  • ISBN-13: 978-4022598004
  • 発売日: 2002/05
  • 商品の寸法: 18.6 x 12.4 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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By Tochitli トップ500レビュアー
形式:単行本
この本のテーマは「日本における女性のパンツの歴史」である。

この本で真っ先にガセだと言及した「白木屋事件」私もあれが女性がパンツをはくようになったきっかけとなったとずっと思っていたし、又そう教えられてきたのに、それが実は真実ではなかったというのは興味深い。

パンツ(ズロース)が最初は貞操帯として、後からは様々な含みをもち女性に浸透していったというのはおもしろい。

又、女性のみならず男性の感覚も変化していった過程などをこのように「俗」なテーマでありながら真面目に取り組んでいるところが非常におもしろい。

様々な意味で為になり非常に面白い研究である。

今は又女性が下着が見えることを恥じない文化になりつつある。もしくは見せパンをはいている女性も多い。

今まさに「下着をめぐる女性の感覚変遷期」なのかもしれない。
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23 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
所謂「下着受容史」的な書物は他にもいくつかあるが、これは肩の凝らない内容で判りやすい。白木屋伝説はともかく、陰部を見られるのが恥ずかしいからパンツをはいたのではなく、パンツをはいたから羞恥心が生じ、結果今日の下着崇拝につながる、パンツの物神化が生じたのであるというのは、身体論的にみても正しい指摘であろう。農村部で育った私は、田舎の女性が下着の露出や、排泄を行う場所にそれほど頓着がないのを経験によって知っている。今は生活様式が均質化したせいかそうでもないのだが。

 この書物は、過去の新聞や雑誌、社史などの一次史料と、文学作品という二次史料によって組み立てられている。引用史料としては後者に格段の比重がかかっており、よくも過去の文学作品から下着に言及した部分をかくも多量に見つけ出してきたものだと感心するほかないが、やはりそこがこの書物の弱点でもある。こういった場合、さまざまな人物から聞き取り調査を行うというoral historyを大規模に行うのが一番確実な手段だが、まあちょっと人に聞きにくい内容だけに止むを得ない気もする。したがって、星4つ。

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22 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
最近、アニメに出てくる女の子がパンツを見せなくなっているのにお気づきだろうか。「サザエさん」のワカメちゃんはともかく、「ドラえもん」のしずかちゃん、「チンプイ」のエリさまなど、昔はアニメの中で低年齢の女の子は短いスカートで、パンツが見えていてあたりまえだった。今のドラえもんでしずかちゃんのパンツを探してみると、如何に困難かわかるだろう。逆に、ある程度少女的お色気を売り物にしたアニメ(こいこい7とか)は盛大にパンツを見せたり半裸全裸になったりしているが、これはまた対象と目的が別。つまり、幼女少女と雖も「パンチラは日常の風景から排除されつつある」ことのひとつの証左だ。
著者がこの本で述べていることは、多くの文献的・時事的証拠からの羞恥心と女性の下着の関連史ともいうべきものであって、その視点には確固としたものが認められる。はじめて読んだ井上氏の書物は「霊柩車の誕生」だったが、霊柩車という忌まれる存在にこれだけの歴史・社会的投影が為されていることに舌を巻いた。この書物でも女性下着という隠された存在を社会史のなかに浮き彫りにしている。少し文章は単調かもしれないが、やはり上手い。星4つ。
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一読の価値あり
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タイトルとは裏腹に堅実な風俗史
まず、あの有名な白木屋ズロース伝説が全くの出鱈目であるという出だしに驚き。... 続きを読む
投稿日: 2008/4/18 投稿者: 糸音
読んでみましたが・・・
どうだろう?
女からすると、男の浪漫のために見せたくないところを出せ、
昔の女性を見習え、と言っているようにしか聞こえない。... 続きを読む
投稿日: 2005/11/1 投稿者: "mika_99"
文章が面白くない
こういった分野に興味があれば読んでおくべき本ではある。
しかしただ読み散らした本の引用を羅列するだけで退屈でつまらない文章には辟易する。... 続きを読む
投稿日: 2005/6/10 投稿者: parnassos
男性なら誰でも読んで損なし
階段やエスカレータの下から覗きみる女性の下着は、男子の一生をかけるに値する。

と、こう文章で書くと冗談にしか聞こえない。... 続きを読む

投稿日: 2005/2/12 投稿者: 内田裕介
これはすごい!
この本を読まずして「最近の女性の羞恥心は~」などと語れない、... 続きを読む
投稿日: 2004/10/1 投稿者: domino2
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