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”教育の目的は、子どもが「全き人間」に成長することであって
産業界や上級教育機関の要請に合わせることではない”
に触れ、
子どもと自分が
日本の常識から離れ、いろいろな考え方に出会うことで
もっと自由に生きてゆけるかもしれない、と
デンマークで暮らされた記録です。
それぞれの人の意見を、まず、口を挟まず真剣に静かに聴き
それぞれの人で折り合いをつけることを最優先する大人になるために
幼稚園からどのように教育されているのかが、
よくわかります。
間違いをいちいち正さず、自分が気づくまで待つ。
なによりも、子どもの意欲を大切にする。
例えば、英作文でも、文法や綴りをチェックするのではなく
言いたいことをわかりやすく表現することを助言する。
「いじめを許す大人に育ててはいけない」という
教師の責任感の強さと、いじめに対する対応のきめこまやかさも
具体的で感心しました。
学童保育に入る時の子どもへの説明、
”本当のことであっても、その子が嫌がることを言ったりしてはいけない。
そのようなことをされた時には周りの大人にすぐ言う。”
ということがきちんと具体例を挙げて説明されているのにも
感心しました。
ご参考までに。
読み終えてなんだか暖かく穏やかな気持ちになる どこに行こうとするのかわからない今の日本の政治・経済・教育に ちょっとブレーキを踏むためにもたくさんの人に読んでもらいたい
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