内容はいい。 センターに特化しているし解りやすい。
しかし、著者の余計な一言が散りばめられているせいで読み進めているといちいち不快になる。
どれくらいひどいかというと、
「石原都知事の偉そうな態度も納得出来る」(地方自治の首長と議会の関係について)
「それほどまでの与党への執着心があるんだったら、少しはもっといい国にしてくれ」(自民党に対しての発言)
などなど、どれもねちねち皮肉っぽく書いてあります。 日本は駄目だとか
「国債の発行は「孫の財布から小遣いくすねるおじいちゃん」の姿と同じだ。みっともないからやめろよ、おじいちゃん」
とか。こういう政治経済経の参考書には著者の個人的な考えとか偏見などは一切必要ないはず。
なかには「ちょっといい話」として、労働省を蹴って一年浪人したのち厚生省に就職した友人がいるが、結局厚生労働省に統合されたので意味ない。ありがとう、神様。とか、 もう嫉妬心まるだしの情けないコラムまでのってる。 これが「ちょっとイイ話」ですよ?
事実だけをわかりやすく説明してくれ。
ひねくれた政治・経済感は個人の講演なり本を出版するなりで社会に発表すればいい。
とりあえず著者が「国」「官僚」という言葉にヒステリックに反応するせいで、この本を読み終えたときには「国」と「官僚」は「敵」というイメージが意識しなくても染み付いてしまうだろう。