前作1stアルバムの大ヒットを考えると、今作が全米初登場10位となかなか苦しい展開になっているChingyだが、ゲスト陣を含め、アルバムの内容は豪華。アルバムの冒頭曲(2)からしてノリノリのビートが踊れる。緊張感溢れるようなビートの(3)、南部バウンス全開の先行シングル(4)など、なかなかに曲の完成度は高い。R. Kellyをフューチャリングした(6)なんかは、モロに最近のR. Kellyを感じさせる"Snake"的展開。展開が読めて食傷気味ながらも、曲自体は悪くない。ポップな(7)(10)なんかはChingyのキャラを考えるとすごくはまっている。個人的に驚いたのが(9)。この曲ではなんとJanetをフューチャリング。いやいや、すごいよこれは。曲はもはやHipHopではないが、切なさ溢れるトラックをバックに囁くように歌うJanetにノックアウトです。タイトルまんまな感じでノリノリの(12)なんかも踊れるし、よりバウンス感を増した先行シングルのリミックス(17)もかっちょいいし、曲単位で魅力ある楽曲は満載。ただ、アーティストとしてアルバムを見ると、ちょっと印象が薄いかも。もっとChingyの個性が見える内容だったらよかったかな。悪くはないけど。