日経BP企画
パレスチナ
富と貧困、占領と支配、宗教や民族の対立など様々な問題が凝縮するパレスチナ。本書は中東を何度も訪ね歩いた著者が、現地で見聞したことを織り込みながら、パレスチナ問題の輪郭を描く。1987年に発刊した『パレスチナ』と94年に発刊した『中東共存への道』を再構成し、加筆した。
富と貧困、占領と支配、宗教や民族の対立など様々な問題が凝縮するパレスチナ。本書は中東を何度も訪ね歩いた著者が、現地で見聞したことを織り込みながら、パレスチナ問題の輪郭を描く。1987年に発刊した『パレスチナ』と94年に発刊した『中東共存への道』を再構成し、加筆した。
「パレスチナ問題もレバノン内戦も湾岸戦争も、ヨーロッパの大国が支配圏をはっきりさせようと国境線を引いたことに由来する」との見方から、第1次世界大戦以降のパレスチナ現代史に焦点を当てる。第1次大戦後、パレスチナを支配した英国が、あえて内部に撹乱要因を作ろうとユダヤ人の入植を支援したこと、第2次世界大戦後、ナチスによるユダヤ人虐殺が明らかになるにつれ、パレスチナのユダヤ人が力を増したこと、抵抗勢力としてパレスチナ解放機構(PLO)が台頭したことなどを簡潔にまとめる。
歴史や国際情勢の動きを追うだけでは理解しきれないとして、「ユダヤ人」「パレスチナ人」という基本的な視点からもパレスチナ問題を考察する。パレスチナは常に複雑な国際関係の中で翻弄されてきた。自爆テロが相次ぐなど再び戦争状態にある今、改めてパレスチナ問題の根幹を理解するのに役立つ1冊である。
(日経ビジネス 2002/06/17 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
出版社/著者からの内容紹介
まさに泥沼ともいうべき流血の対立の渦中にあるパレスチナとイスラエル.だが,ここに至る関係の歴史を正確に知る人は,意外に少ないのではないか.60年代後半からこの問題を追い続けてきた著者が,旧版以降の流れを新たに加筆,現地取材にもとづく最新の状況にもふれ,1冊で今日までの歴史と背景を辿れる新版として刊行.
内容(「BOOK」データベースより)
まさに泥沼ともいうべき、流血の対立の渦中にあるパレスチナとイスラエル。だが、ここに至る関係の歴史を正確に知る人は、意外に少ないのではないか。六〇年代後半からこの問題を追い続けてきた著者が、旧版以降の流れを新たに加筆、現地取材にもとづく最新の状況にもふれて、一冊で今日までの歴史と背景を辿れる新版として刊行する。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
広河 隆一
1943年生まれ。1967年早稲田大学卒業。同年イスラエルに渡り、70年に帰国。中東諸国と核問題を中心にフォト・ジャーナリストとして取材を続ける。83年IOJ国際報道写真大賞、89年講談社出版文化賞、93年産経児童出版文化賞、98年日本ジャーナリスト会議特別賞、99年平和・共同ジャーナリスト基金賞、2001年さがみはら写真賞受賞。現在、チェルノブイリ子ども基金代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1943年生まれ。1967年早稲田大学卒業。同年イスラエルに渡り、70年に帰国。中東諸国と核問題を中心にフォト・ジャーナリストとして取材を続ける。83年IOJ国際報道写真大賞、89年講談社出版文化賞、93年産経児童出版文化賞、98年日本ジャーナリスト会議特別賞、99年平和・共同ジャーナリスト基金賞、2001年さがみはら写真賞受賞。現在、チェルノブイリ子ども基金代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)