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パレスチナが見たい
 
 

パレスチナが見たい [単行本]

森沢 典子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,260 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

パレスチナの人々は、家を壊され、家族を殺されても、翌日には花を植え、冗談を飛ばし、大声で笑う。武力で脅されても、この土地から動かないこと。そして子どもたちの教育をつづけること。それが私の見たパレスチナの「インティファーダ」だった。保母さんが歩いた悲劇の現場。

内容(「MARC」データベースより)

封印された事件と人々の悲しみが彼女の言葉によって広く伝わり始めた-。2002年3月情勢が悪化するパレスチナに単身で入り、GIPPの協力でパレスチナ自治区を訪れた著者が帰国後作成し、反響を呼んだレポート。

登録情報

  • 単行本: 188ページ
  • 出版社: 阪急コミュニケーションズ (2002/06)
  • ISBN-10: 4484022176
  • ISBN-13: 978-4484022178
  • 発売日: 2002/06
  • 商品の寸法: 18.6 x 13.4 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 193,324位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
教員が一般の人のことを知りたいと思って、ということがところどころに書かれているけれど、内容からすると、彼女の行動はジャ-ナリストの行動に思えました。パレスチナの人々の心にとことん寄り添って書かれているので、そう思ってしまいました。マザ-・テレサが愛の反対語は無関心です、と言っていたのと同じように、無関心に対して穏やかに述べているのが、非難を常とするマスコミ的アプロ-チと違ってよかったです。そして、一般の私たちが無関心なんかではないことを彼女が知っていてくれることも、日本人として、とてもうれしいです。そんな読者の関心にしっかりとこたえてくれる内容です。

東ティモ-ルでも、日本人の一般の人たちが命がけで働いていたのを記憶しています。彼らの中には、ジャーナリストになりたい若者もいました。だからこの本が出版されたことで、うらやましく思う人がいっぱいいるのではないかと思います。こんな風に、自分の中にためてしまった孤独を、広く語ることができて。そういう人たちの思いも、どんどん形になって世に出ていくといいですね。

このレビューは参考になりましたか?
15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 ここんところ、イラク、アフガニスタン、パレスチナ、旧ユーゴの
本をずっと読んでいる中で、この本もたまたま買って読んでみました。
 本の帯には、幼稚園の保母さんが書いたとあるので、ああ、幼稚園
の保母さんが、パレスチナの子供達が可哀想と思って書いたんだろう
な、だいたい、「パレスチナが見たい」なんて、自分は、安全な外

から眺めるという客観主義丸出しだなぁと思っていました。
 しかし、この先入観はものの見事に外れました。
とっても心地よく外れました。

 著者は、「自分が全くこの問題について知らなかったことに
ショックを受け、倒れそうになりました」と書いています。
もう一つの直接的なきっかけは、9・11のテロを、

「このテロはなぜ起きたのか。報道より先に、自分自身への
問いかけが必要だと感じて」
パレスチナへとたった一人で旅立ったのです。
 まず、その行動力には感心させられます。もう完全に脱帽です。
 しかもそれだけではありませんでした。彼女の真摯な姿勢、
純粋な魂に感動しました。
 それは自分自身を問うということです。自己否定的な姿勢に

感心しました。
 例えば、パレスチナの難民キャンプを巡るのですが、その時、
同行した人が、難民キャンプの子供にチョコレートを差し出すと、
「ノーサンキュウ」と丁重に辞退します。
誰一人物乞いはしない。それどころか、「ウエルカム」とか
「シャローム」(ヘブライ語)
という歓待の言葉で訪問者をもてなすのです。

「難民キャンプの難民は惨めで、物乞いをするものたちを私達は
常に上から手を差しのべる立場」
そういう自分に「ゾッとしました」と自己否定的です。
 また、イスラエル軍によって、破壊され尽くし、硝煙も
まだ生々しい難民キャンプで、外部から来た知らない人を
これほどもてなすことが、自分にはできるでしょうかと、
自己に問うています。

 「市民を狙った自爆行為を、私も受け入れることはできま
せん。...けれども自爆攻撃を非難する私たちは、何か
変わりになるものをこれまで彼らに提示してきたでしょうか。
この問題を新聞で読み流し、世界の片隅の出来事として片づけ
てしまうことのできる、なに不自由のない暮らしをしている
私たちが、彼らの目を見て、抵抗を止めなさいと言えるで

しょうか。」
私はもう随分前から、パレスチナのことは、知って
はいます。知識として知ってはいましたが、何もできません。
少々心で悲しみ、憂えていただけでした。
まあ私の方が、本等で、もう少しは知識は持っていたと思います。

 しかし彼女は、知らなかった自分に、
「ショックを受け、倒れそうに」なり、

 難民を上から見下ろしていた自分に、
「ゾッとしました。」
 彼女のこの「傍観者」でしかなかった自分を問い
直し、否定していく姿に、もう完敗です。
 学者然とした評論や、客観主義を装うニュース
とは、根底的に異なった質を持っています。
 
 彼女の行動力に、自己を問い直し否定していく
姿勢に、真摯な姿勢に、私なんぞは、もう完敗です。

 それは、私の薄汚い、穢れきった魂、随分とよじれてしまった
精神を照らし出す「鏡」となりました。
 しかし、この完敗は心地よい完敗でもあります。

 この書物は、一つのリアルな、生きた現実に対して、それに
否定的直感を持ち、それをバネにして、生きた現実に、自己否定的に
迫ろうとしている、美しい魂を感じさせられます。

 私もまた、この姿勢を共有したいと思っています。
しかも、この否定的直感は、出発点にしかすぎません。
 この否定的直感をバネにし、背後から衝き動かされながら、
更に現実に迫っていかなければなりません。
 具体的には、現段階の<アメリカの世界支配戦略>は何か?
それに基づく<パレスチナ和平>の中身は?

 イスラエルの<保守党>の<戦略>は?
 野党<労働党!>の<政策>は?
ユダヤ人といっても、現在のアメリカ社会のユダヤ人の考えと
イスラエルのユダヤ人の考えでは、同一性と区別性があると思います。
アメリカのユダヤ人の方が総体的には、より穏健で、
イスラエルのユダヤ人の方が、総体的には、より過激だと思います。

イスラエルでの平和運動の動向は?
 人口600万人のイスラエルでは、1000人以上の「兵役拒否者」がいます。
ここ数年で急増しています。占領地での残酷さに、イスラエル人自身が
気付いているということだと思います。
 
 PLO主流派<ファタハ>の<戦略>は?
反主流波<ハマス>の<戦略>は?
 ...等々....

このレビューは参考になりましたか?
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By bisou
形式:単行本
先日、森沢典子さんという方が「徹子の部屋」に出演していたのを見ました。そしてこの本の存在を知りました。早速買って読みはじめ、先程読み終わりました。涙があふれました。

本当のことを見たい知りたいとひとりパレスチナへ行き、パレスチナの人々が強いられた辛くて悲しいイスラエルによる占領・迫害・虐殺の事実を自分の足で歩き、自分の目で真実を確かめるために向かって行った著者の勇気と優しさに感動しました。

著者が見たのは、日本では自爆テロばかりが報道される「パレスチナ」の“真実”の日常。いつも周りの人々を思いやる愛に溢れたパレスチナ人、外から来た人々を心からもてなし歓迎する暖かいパレスチナの人々。そのあたたかさに触れてきた著者の言葉は、人間味にあふれ、捏造される報道の向こうにある真実をつるりと私に見え易くしてくれました。特別な感動をありがとうございました。
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最近のカスタマーレビュー
読んでて腹が立ちました
そのうち悲しくなりました。
最後には死にたくなりました。
イスラエル兵が拘束した人間に番号を刻印するとか、... 続きを読む
投稿日: 2009/12/13 投稿者: むの
バイアスを取り払っても
~パレスチナ人にシンパシーをもっている方が書かれた本ですが、実際に現地にいき、その目で事実を見てきた人のレポートは迫力と真実味があります。... 続きを読む
投稿日: 2004/9/1 投稿者: ADELANTE
多くの人に読んでもらいたい
パレスチナの人びとの置かれた状況が平易な言葉で描かれています。パレスチナとイスラエルの、悲しいとしか言いようのない関係に「なぜこうなのだろう」と、読んでいてため息... 続きを読む
投稿日: 2004/2/22 投稿者: 留守安打打つど
分かり易く書いてあります
難しいパレスチナ・イスラエル問題を説明する本ではなく、森沢さんが見てこられたままのパレスチナの日常が書かれている本です。... 続きを読む
投稿日: 2003/9/21 投稿者: chiquita
知ろうとする大切さ
この本では著者が実際にパレスチナで見たもの、考えたこと、出会った人々などについて読みやすい文章で書かれています。だからこそ、私には著者の想いがストレートに伝わって... 続きを読む
投稿日: 2003/2/18 投稿者: yoko
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