ついに、待ちに待ったパルプフィクションのBlu-ray化。
この映画が好きで、Blu-ray化されれば即買い!の臨戦態勢で待たされること早幾年月。
映画本編はもちろん言うことなし!時間軸の細かなズレが生み出す不思議な感覚は繰り返しの視聴に耐えうるし
これといった山場がないといえばないストーリーながら、ついつい2時間半の長丁場を軽く見終えてしまう。
しかし、このBlu-ray版は評価が非常に難しい。
特典映像なし、予告編なし、吹き替えなし、英語字幕なし。潔いほどに何もない。
一方、本編の映像は言うことなしの高画質で十分に楽しめる。Blu-rayの密かなアドバンテージと考えている
クリアな字幕もうれしい。音声も十分な満足が得られる。
こうなると、自分がBlu-rayに何を求めるか、と言うことを改めて考え直してしまう。
私自身は、DVDも特典映像やコメンタリーはほとんど見ない方なので、この仕様もまぁ問題ないといえばないが
パッケージデザインの投げやり加減(特にパッケージ裏面は写真が一枚もなく、ストーリーがざっと説明された文章のみ)や
ディスク本体の、およそセンスの感じられないデザイン(これは本当にひどい)などを見ると、なんだかこの映画自体が
軽んじられているような寂しさを感じてしまう。新しく手に取った人にもあまり訴求しないのでは、ファン層を広げる
一助にならないのでは、と余計な心配すらしてしまう。
こう考えると、Blu-rayを評価するときに映画そのものの評価にするのか、Blu-rayディスクという商品そのものを評価するのか
難しくなってしまうが、それにしたってもう少し敬意を払った作りにしてくれてもよかったんじゃないかな、と考え星4つをつけた。
でも・・・、それでもこの作品を高画質で楽しめるのは本当にうれしい!