フランスに移住して12年になるコレオグラファーの有科珠々がその教育メソードを公開したもの、それが『パリ発・踊れる身体』である。この232ページの教則本には、身体をコントロールし、ダンスを構築していく方法が、110点におよぶ図と38点の写真とともに、具体的かつ懇切丁寧に書かれている。
正座やお辞儀の仕方、呼吸法、胎児、獣,螺旋形のエチュード、木偶(でく)人形、声や言葉を使ったエクササイズ,解離運動、即興や作舞のテクニック、リラクゼイション、…これらは、彼女のパリでのクラスで実際に行われているメソードであり、本書には、現場での20年以上にわたる生きた教授経験の精髄が注ぎ込まれている。
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5つ星のうち 5.0
ダンスのグローバルな実践的指南書,
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レビュー対象商品: パリ発・踊れる身体 (単行本)
私が初めて有科珠々の舞台を見たのは、今から(2010年10月31日現在)19年前、1991年/東京芸術劇場だった。その隙がなく、大胆で美しく構成された舞台は、今までに見たことがない衝撃的なものだった。 当時の私は、アートパフォーマンスに熱中しており、舞踏にも大変興味を抱いていた。 私が19歳のとき、土方巽の「バラ色ダンス」に共演していた舞踏家・石井満隆氏のワークショップに参加したのが 舞踏を始めたきっかけである。 しかし、プロのダンサーとして活躍している有科の進撃な舞台を見、私はダンスの厳しさを 身をもって教えられ、舞踏の世界から身を引いた。 本書の中で有科は、「舞踏に惹かれる人は、自分の中の獣に気づいた人なのです。」と言う。 誰しも人の中には、神性と獣性が同居しているが、 その両極端を垣間見た者だけが、果てしない芸術という海へ船を漕ぎ出すのかもしれない。 有科メソッドでは、ダンスの高度なテクニックを習得していくために、手足の動かし方はもちろんのこと、 「目の動き」、「呼吸法」に至るまで、こと細かく丁寧に具体的な方法が説かれている。 有科珠々は、ダンサーという枠にとどまらず、教育者としてもアメリカの大学でダンスを指導し、 その全人的指導法は、パリでも高い評価を受けている。 「パリ発・踊れる身体 」は、これから芸術という大海原で舞踏やダンスを学ぼうとする人々にとって、 また既にプロとして活躍しているダンサーにとっても大変心強い羅針盤になるであろう。
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5つ星のうち 5.0
内容の濃さに大満足。ちょっと変わった楽しいダンストレーニング。,
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レビュー対象商品: パリ発・踊れる身体 (単行本)
これはお薦めです!ダンスの本は、見つける度に買っているのですが、この本は他のとちょっと違うな、と思いました。内容がぎっしり詰まっていて、無駄がない。本も余計な余白がないから軽くてコンパクト。絵がたくさんあって説明がわかりやすいし、写真を見ているだけでも楽しい。 でも、これを見ながらダンスをするのは普通の人にはちょっと高度すぎるかな? もうすでにいろんなダンスをやっていて、新しいものを探している人にはうってつけだと思います。 もっとも脚注がついているので、ダンスを始めたばかりの人が勉強するのにも使えそう。 この著者は浮世離れした女性ですね。きれい。本の内容だけでなく、書いた人にも興味がわきました。 彼女の踊りはYou-Tubeで見られるけど、一度ライブで見てみたいです。でもフランスは遠いなあ。
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