十数年前に、新潮文庫版を持ってパリに行きましたが、
カフェの席によって値段が違うとか、注文の仕方やお金の払い方など、
まったく本の通りでした。
お金を支払うと、キャルソンがレシートにちょっと切れ目を入れて、
支払済みの目印にする。・・・
実際に店内のテーブル席で支払うとその通りだったので、
友人と「すごい、本の通りだ。」とびっくりしてしまいました。
何年たってもシステムが変わらない、パリという町のカフェがすごいのか、
玉村氏の描写力がすごいのか?
何十年立っても変わらないパリの町の姿がそこには、ありました。
今ではパリにも、ネットカフェがありますが、新しい物と古いものが、
きちんと並んで存在できるパリ、フランスのふところの広さを改めて感じました。