ソフトカバーなのですが、綺麗は写真が満載です。
目で楽しめて、また読んで楽しめます。
私は、フィガロの連載を読んでいなかったので、第1部も楽しめました。
ガルニエ宮の、オペラ座の歴史、作品「失われた時を求めて」「カリギュラ」
「ル・パルク」「椿姫」「天井桟敷の人々」「ライモンダ」などの作品そのものを書いた所もあれば、
ダンサーの目線で追った部分あり、振り付け家の目線ありで初心者には大変興味深く面白かったです。
第2部は、マチュー・ガニオへのインタビュー。
エトワール任命・学生時代・舞台・役作り・ダンサーの身体の美しさ・
舞台の後日常へなどなど・・・・
いろんなエピソードを交えながら、エトワールという枠にとらわれず、
1人の20代の人間としてとても素直に気取らず、真摯に答えてくれています。
ファンならずとも是非彼のバレエ感、バレエというものを理解するうえで役に立つと思います。
あとがきを読んで、彼がこの時、怪我で舞台を降板した時だったと知って、そんな時期にコレだけ熱心に
バレエのことやオペラ座のことを語ってくれたことに私も感動しました。
写真はどれも美しいです。
特に2部では、各章にマチューが、いろいろなブランドの洋服を着こなし、
そのどれもが名画を見てるようで素晴らしいです。
端正で気品があり本当に美しい。
それと並んで、ガルニエの内部の美術装飾の写真がこれまた美しい。どちらも芸術品です。
これだけでも一見の価値があります。