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パリの蜂起 小説フランス革命 2 (小説フランス革命) (集英社文庫)
 
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パリの蜂起 小説フランス革命 2 (小説フランス革命) (集英社文庫) [文庫]

佐藤 賢一
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

パリで暴動が勃発。革命の幕が上がる!
食糧不足に苦しむパリ。頼みの平民大臣ネッケルの罷免で、民衆の怒りは頂点に。弁護士・デムーランの演説から、暴動が勃発する。革命の火蓋が切って落とされた! 歴史巨編、第2巻。(解説/鹿島 茂)


内容(「BOOK」データベースより)

フランス全土が飢饉にあえぐ中、政治改革の意欲に燃えて全国三部会に乗り込んだミラボーとロベスピエール。しかし、僧侶と貴族の特権意識のせいで、議会は全く進まない。反発して国民議会を立ち上げた平民代表部会は、王の軍隊に威圧され、大衆に人気の平民大臣ネッケルも罷免された。たび重なる理不尽にパリの民衆が激怒、弁護士デムーランの演説に立ち上がる!歴史巨編、動乱の第二巻。

登録情報

  • 文庫: 256ページ
  • 出版社: 集英社 (2011/10/20)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087467481
  • ISBN-13: 978-4087467482
  • 発売日: 2011/10/20
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 45,948位 (本のベストセラーを見る)
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ともぱぱ 殿堂入りレビュアー トップ50レビュアー VINE™ メンバー
Amazonが確認した購入
小説フランス革命・文庫本第2巻が扱うのは1789年6月20日から7月12日まで、つまり特権階級側の巻き返し(特に平民大臣ネッケル罷免)とパリ民衆の憤慨、そのたまったガスにデムーランの「武器をとれ」の演説が火をつけてパリ民衆が蜂起し、市内で軍と衝突するまでを描く。

ここでもミラボーが、ブルジョアから貧民まで幅広く平民の力を結集できる情熱と弁舌を持ち、議論のための議論しかせず勝ち負けがつくこと自体を嫌がる知識人とは一味違う闘士として、三部会選挙に立候補して落選したデムーランを目ざとく見つけ、彼を負け犬のままでいいのかと挑発し、悶々とした感情に火をつけて立ち上がらせる。

この第2巻までは、議員当選・落選の違いはあれ、どちらも弁護士であり、フランスを何とかし、自分も一角の人物として働きたいという気持ちで一杯のロベスピエールとデムーランという若者2人に、民衆の力はこう導いてやるのだと教え、ひ弱さを克服させるミラボーの手腕が強調されている。

換言すると、野心だけあって具体的に何をしたらいいのかわからなかった若者が、政治の現実を知り、大胆な行動をとるに至るまでの成長物語の側面が大きい。

普遍的な人間心理の洞察が、本書を面白くする一因だ。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By INAVI トップ1000レビュアー
この作品は、架空の登場人物も少ないし、そうそう突拍子もないフィクションが盛り込まれているわけでもない。
「小説・吉田学校」程度の「小説」ぶりだろう。

その中で、この間の後半は、ちょっとしたキッカケから高まって行くパリ市民の革命に向けた動きが描かれる。ややステロな感じではあるが、小説らしい民衆ぶりである。
埋めようのない王・貴族と第三身分との対立が高まる三部会@ベルサイユと、今では電車で数十分が当時は徒歩半日の距離であり、階層も異なるパリの二都物語が、第2巻の展開だが、その二つを結びつけ、大きなウネリをつくるミラボー、その片棒を別々に担がされるロベスピエールとデムーランという構図は面白い。
作者の考える3人の立ち位置の基礎が分かる。
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