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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
食を通じて、人々(エスニック)の文化まで見通す,
By katoler (東京都足立区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: パリで出会ったエスニック料理 (単行本)
前回のサッカーワールドカップでフランスのナショナル・サッカーチームがジタン以下、全員が、移民の子供たち(二世、三世)だったことに少なからず驚かされた記憶があるが、今のフランスは旧海外領土などから移民を受け入れ、総人口約6千万人のうち431万人(7.2%)を移民が占める「多文化社会」になっている。だから、日本の旅行者は、パリに行ってはじめて、街にたくさんのエスニックレストランが軒を並べているのにビックリするわけだが、日本のメディアが伝えているパリの姿は、相変わらず、エッフェル塔であり、シャンゼリゼ大通りであり、ベレー帽をかぶった絵描きの卵といった具合にステレオタイプ化されている。 「パリで出会ったエスニック料理」は、著者の「にむらじゅんこ」さんがパリ市内に1万店はあるといわれるエスニック料理店の中から1000軒以上を選び出して、しらみつぶしに食べ歩き、そこでの料理や移民の人々の暮らし、息遣いを紹介することを通じて、日本ではまだほとんど知られていないフランスの多文化的状況を見事にレポートしたものだ。 雑誌ソトコトに3年間にわったって連載されたコラムを本としてまとめたものだが、お薦めエスニックレストランのガイド情報や現地語メニューがわかる料理用語辞典などもついて、ガイドブックとしても使える体裁になっている。パリのレストランで実際に出されている料理の写真を見るだけでも、食欲をそそられて楽しい。 パリのエスニック・レストランガイドとして実用書としても役に立つが、食を通じて、その向こう側にある人々の文化まで垣間見ることのできる好著である。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
パリに行かない人にもオススメ,
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レビュー対象商品: パリで出会ったエスニック料理 (単行本)
一度の海外旅行でたいてい1カ国しか行かない私にとってパリはかなり優先順位が低いと言うか、おそらく行かないまま終わるのでは、と思う都市。この本は、パリに行く予定の人にはもちろんレストラン・ガイドやメニュー・ガイドとしてとっても役に立つだろうけれども、パリに行くことのない私のような人にでも十分楽しめる。 それは単に料理を紹介するにとどまらず、そういった料理(や民族)がパリに入ってきた背景や、エスノ・コミュニティの様子についても書かれているから、読み物として十分に楽しいのだ。 そして初めて見る料理がいっぱいあって、(だってカボヴェルデ料理なんて知ってます?)ふんだんなカラー写真を見ているだけでも食の好奇心が刺激される。 日本で食べられるところを思わず検索してしまったりして。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
次にパリに行くときは、エスニックレストランめぐりをしたい,
By hanako (東京都中央区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: パリで出会ったエスニック料理 (単行本)
パリに行ってとても驚いたのは、エスニック系のレストランがとても多いことです。エスニック料理は大好きで、日本でも色々な店にでかけます。パリに行ったときも店の中から流れてくるおいしそうなにおいに誘われて、入って見ようかと思ったのですが、言葉が通じないことへの心配や、どの店だったら安心なのかがわかなかったこともあり、ちょっと敷居が高く感じられて、やめてしまいました。 この本を読んで、パリをめざした移民の人々のくらしや文化のことも考えるようになり、エスニック料理をまた、違った目で見れるようになりました。次にパリに行くときは、本書をもっていって、おすすめのエスニック料理にぜひチャレンジしたいと思います。
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