アーティスト、クリエイターの部屋というのは、つまりのところ「普通の人なら持たないもの(資料や道具や素材やら)をたくさん持っている人ということで、それはすなわち、そう、私やあなたのように、モノが雑然と部屋に混在してしまう人と同類なわけだ。
そういう観点でいくと、いかに「雑然としたモノを、雑然とみせずに収納するか、あわよくばそれすらもステキに見せるか」という点においてとても参考になる本である。
個人的には、本で紹介されているNPOのアートセンターが、建物内の標識に、なにげなく黄緑色の紙に黒字で印字してあるものを貼り付けている、そのカラーセンスが、なかなかグッときた。どこかでマネしてみたい事例のひとつである。