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パラレル (文春文庫)
 
 

パラレル (文春文庫) [文庫]

長嶋 有
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

妻の浮気が先か、それとも僕の失職が原因か?
ともかく僕は会社を辞め離婚した。複数の女性と付き合う友人・津田、別れてもなお連絡が来る元妻との関係を軽妙に描いた著者初の長篇 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

妻の浮気が先か、それとも僕の失職が原因か?ともあれ僕は、会社を辞め離婚した。顔面至上主義のプレイボーイ津田と、別れてもなお連絡が来る元妻、そして新しい恋人…。錯綜する人間関係と、男と女の行き違いを絶妙な距離感で描く長嶋有初の長篇。斬新な構成と思わず書きとめたくなる名言満載の野心作。

登録情報

  • 文庫: 229ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2007/06)
  • ISBN-10: 4167693038
  • ISBN-13: 978-4167693039
  • 発売日: 2007/06
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 181,576位 (本のベストセラーを見る)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
『ジャージの二人』のときは、じんわりくるおかしみより、妻に対する陰にこもった湿った感情が、いやに目について、どうもしっくりこなかったのですが、この『パラレル』は、とてもうまく、いろんな感情が消化されて描かれていると思いました。あるレベル以上の作品は、こちらが望まずともすうっと、作品の世界に引きこんでくれるような感じがします。
長嶋氏の持ち味である、ちょっととぼけたような雰囲気も、作品全体に行き渡っていて、決して明るい話ではないのに、深刻ぶらず、淡々と物事を受け止める主人公・七郎のようすが、丁寧に書き込まれています。友人の津田、元妻、キャバクラ嬢のサオリ、みんな、どこか醒めたような、それでいて人と繋がりたがっている感じ。サオリの孤独も、元妻の孤独も、七郎は感じているようですが、自分からは入り込んでいかないところなんか、七郎という人間をよく表していると思いました。
サオリの堕胎や、後の結婚。嫉妬に狂ったような赤い唇の女など、結構濃い描写もあるのですが、全体として、するするとした印象で、それなのに、人の様々な感情がこんなに伝わってくる作品は珍しいと感じました。
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
これは、油断していると大変おもしろくて困りますよ。主人公の七郎は大変善良な感じがするが、長期別居の末離婚し、女に餓えていたりもする。その餓え方が小市民的で、女の自分も共感できる。
なべてこの世はラブとジョブ、というのが七郎の友人津田の言葉として出てくるが、七郎も津田も、少しずつラブともジョブともずれているところがいい。ラブとジョブといいながら、ラブでもジョブでもないライフがそこにあるような。でもそれこそがラブとジョブでもあるような。
 あと、北斗の拳とかテトリスとか出てくるので、1970年代生まれの人間は心くすぐられるかも。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 101
形式:文庫
ナンセンスなのに切ない、だけど可笑しくてあったか〜い気持ちになりました。

☆笑っちゃいました・・・夜のお姉様とのラブスキルがあるオトコは、普通の人と上手く恋愛できないコンプレックスを持っていること。

☆理解しました・・・オトコがメールの返信しない訳。

☆やっぱり好きか・・・ゲームとF1。

☆泣けるよ・・・オトコの友情。

☆可愛いじゃん・・・ラブは純愛が一番?

☆みんなそうなのか・・・オンナ心を分かろうとしない!

序段あたりの結婚式の場面で、主人公の親友である津田が
「結婚によって自分たちを守る文化を築いていってください」
とナイスなスピーチを披露する。
ラスト、主人公の七郎が別の結婚式で行うスピーチのアンチョコ
「円満の秘訣は信じること。ただもう無闇に信じるのです。屁理屈も理屈、邪道も道、腐れ縁も縁。」
は津田のそれを肉付けしたものだ。

当たり前だけど、結婚するということは、相手と死ぬまで添い遂げる覚悟が必要。
無闇に信じ切るというのは、逆説的でありながらも、ある意味極論ですね。
長嶋作品のなかでは、群を抜いて面白いと思います!(拍手)
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
読んで疲れないのがいいです
えーと。

なんていうか、淡々とするすると。

主人公の友人のモットーは、「なべてこの世はラブとジョブ」... 続きを読む
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投稿日: 2008/9/21 投稿者: よー
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投稿日: 2008/6/13 投稿者: trafk
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