低予算ながらとんでもない興行収入を叩き出した「パラノーマル・アクティビティ」。その続編がアメリカ、日本の両国でそれぞれ製作されることになり、本作は2・日本版ということになる。海外の作品の続編が日本で作られるとはまさしく異例であると言えよう。
アメリカ旅行中に事故に遭った春花は、浪人生の弟・幸一に介護をしてもらうことになる。そんな中、家の中で不可解な現象が起こり始める。
大まかな話の流れは前作と同じだが、今回は弟と姉の部屋にカメラを置くという設定になっており、2台のカメラが異常現象を写し出す。話題だけが先走りしてしまい、内容的にはがっかりだった前作に比べ、怖さは格段に上昇している。ジャパニーズホラー独特の雰囲気と前作から引き継がれた設定が非常に上手くマッチングしている。中村蒼と青山倫子が本当の弟と姉に見えるという点も評価出来るポイントだろう。
ドキュメンタリー風には同じみ、いつまでカメラ回してんだよという突っ込みはさておき、ベタに怖がらせるところはしっかりと怖がらせてくるところがなんとも憎い。このシリーズの上手いところは、家に潜む悪魔の姿が見えないため、何が起きているのか目でわからないという点だ。そのため物が動いただけでドキッとしてしまうのだ。
日本版2は前作よりもはるかに出来がいい。物語もちゃんと前作とリンクしているし、こちらの方が断然怖い。B級感たっぷりだが、ジャパニーズホラーの威力を少なからず感じることが出来るだろう。