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この作品は読者に対して、単なる憧れだけを与える小説では決してない。登場人物たちは異能を持つが故に、一般人の奇異、蔑視の視線に怯え生活している。彼らの使命はその大多数の一般人のありふれた日常を守ることにも関わらず・・・・・。突然異能力に目覚め、一般社会から退出しなければいけなくなったヒロインの葛藤・苦悩は、読んでいて痛々しくなる。
また、本作品はホラー小説としても秀逸であろう。各話の扉にある伝奇風の文章は、読者に物語を一層感受させることに一役買っている。
ヒタヒタと追いつめられる恐怖を感じたい方にお勧めの本であろう。この作品の読書中、実際私はトイレに行くのが恐くなってしまった・・・・・。
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