著者はPRを「個人や組織体が最短距離で目標や目的を達成する、『倫理観』に支えられた『双方向コミュニケーション』と『自己修正』をベースとしたリレーションズ活動」と定義する。発信した情報のフィードバックから、より良いものを吸収し、誤りを修正する姿勢を持つことが重要と説く。
PRは人、モノ、カネ、情報という4つの経営資源を強化し、統合する「第5の経営資源」だと位置づける。PRの代表的なものとしてメディア・リレーションズ、インベスター・リレーションズ、ガバメント・リレーションズ、エンプロイー・リレーションズ、コミュニティー・リレーションズの5つを取り上げ、特徴や役割を紹介する。米国でPRが発展した歴史的背景を紹介するとともに、日本で普及が遅れた原因を分析する。
国際競争が激化する現代では、PRの役割はますます重要になっている。日本にはPRを専門とする実務家が少ない。欧米と肩を並べるPR先進国となるため、資質と能力を持った人材の発掘・育成が必要と指摘する。
(日経ビジネス 2006/06/19 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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