18世紀フランスを舞台にしたサスペンス映画。
映像はかなり綺麗です。
フィルムグレインは適度な粒子感を残しており大変よい質感。
フィルムライクで特に人物の存在感が違います。
シャープさもとてもよく輪郭もしっかりと保てている。
暗部シーンの再現性も文句なしでとても綺麗な諧調表現です。
とにかく驚くような高画質。
他のBD作品と比べてもかなり綺麗な部類に入ります。
トップクラスの画質と評価していい出来です。
音もかなりよい。
重低音は重く響くような重圧感のある音。
高音の伸びもよく広がりのある音に。
サラウンド感はそこそこですが、音の存在感がよくハッとさせられる。
セリフ部分もクリアです。
音質面でも文句なしじゃないでしょうか。
内容は匂いを主題にしたサスペンス調の作品。
匂いという主題をどう表現するのか楽しみでしたがとてもよい表現ができておりました。
映像から匂いが伝わってくるかのような表現。
かなりの高画質と相俟って見入ってしまいました。
ただ、ストーリーの流れ、主人公はかなり好みが別れます。
簡単に言ってしまえば変態的な作品。
自分は思いのほか見入ってしまって、長い作品にも関わらず疲れる事もなく最後まで観れたのですが、人によって受ける印象がかなり違いそうです。
嫌悪感すら感じる方もいるかもしれませんので、とても万人にお薦めできるような作品ではありません。
それまでのプロセスはじっと観てしまったのですが、ラストの展開はなるほどと納得できたものの、正直好みの展開ではありませんでした。
とにかく人を選ぶ作品なのは間違いありません。
特典はSD画質で予告のみと寂しい作り。
画質音質は過去BD作品でもトップクラス、内容はかなり人を選びますのでお薦めしにくい作品ではあります。