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15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
新たな視点をくれた本,
By
レビュー対象商品: パパラギ―はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集 (単行本)
「パパラギ」は私にとっては運命の本といっても過言ではない。この本は私達が今まで信じて疑わなかった思いあがった文明の恐さを思い知らせてくれます。そして全く反対側から世界を見ることも時に大切だということを教えてくれます。 この本に出会った頃私は時間に追われ、次ぎから次ぎへと襲い来る宣伝文句に欲望をかきたてられいつもモノにふりまわされている日々にウンザリしていた。「生きる」ことがいつの間にかモノを手に入れ、消費し、環境を破壊することの繰り返しになっている日常を何とかしたいと思っていた。
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
文明へのアンチテーゼ,
By 愚考 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: パパラギ―はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集 (単行本)
最初から最後までパパラギ(ヨーロッパ人)の創った文明へのアンチテーゼだ。 その一字一句が忘れてしまったものを思い出させてくれる。 もちろん、この文明化された社会から我々は逃れられないし、 ますます文明化されていくし、我々自身がそれを求める。 しかし、その行き着く先は、意外にもこの本の精神に至る、と考える。
27 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
空を打ち破ってきた人,
By カスタマー
レビュー対象商品: パパラギ―はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集 (単行本)
自分の属している文明社会を、全く異なる社会に属している人が見ると、一体どのように映るのだろうか。この本は、サモア諸島・ウポル島のツイアビという酋長が、20世紀初めのヨーロッパの国々をめぐり、彼らの文化と生活様式について集めてきた知識を島の民に語りかけた演説集だ。本書に出てくる酋長ツイアビの言葉は、心の奥まで入り込んでくる。ユーモアあふれる表現にしばしば笑ってしまうと同時に、われわれの社会に対して警告を発しているように思う。時に、われわれの社会は間違いだらけなのではないかと思えてきてしまうほど強い説得力を持っている。私にとって最も印象深かった言葉は「物がたくさんなければ暮らしていけないのは心が貧しいからだ」。大いに身につまされる言葉だ。「パパラギ」というタイトルは、サモアの島の言葉で「空を打ち破ってきた人--帆船に乗って現れたヨーロッパ人」のことを指すらしい。日本など、同じ文明社会に属す人々も含まれるだろう。 先月開かれた気候変動枠組み条約第6回締約国会議(COP6)では、先進国の二酸化炭素削減目標などを定めた「京都議定書」が合意できずに終わった。「京都議定書」の遵守には、各国とも具体的、経済的な痛みを伴うだけに、ルールづくりで先進国どおしが激しく対立した。もし酋長ツイアビが、この会議を目にしていたら、今の世界を見ていたら、なんと言うだろうか。
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