この作品は萌え要素もあるが、ハートウォーミングな物語で好感が持てるのですが……。
シリーズを長く続けようとしているせいか、物語が停滞気味。
問題は第二章「ひなのお弁当」に、お弁当のエピソードは全く出てこず、ひなのクリスマス会のお弁当の話題は第三章「家族だからこそ?」に出てくることです。
このふたつの章と第四章「料理と気持ちとすれ違い」は、全部取り替えた方が良い章題になっています。というか、第三章のタイトルは漠然とし過ぎていますね。
この種のミスを見逃して出版するというのは、作者氏も編集者氏も多忙すぎるから?
作者の松智洋先生はあとがきで「5ヶ月4冊刊行」したと言っておられるが、才能ある作家にたいへん失礼だが「粗製濫造」と言われても仕方なくないですか?
もっとじっくり熟成した物語を紡いでくださるよう、お祈り申し上げます。