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パノラマ島綺譚―江戸川乱歩全集〈第2巻〉 (光文社文庫)
 
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パノラマ島綺譚―江戸川乱歩全集〈第2巻〉 (光文社文庫) [文庫]

江戸川 乱歩
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

**収録作品 闇に蠢く 湖畔亭事件 空気男 パノラマ島綺譚 一寸法師
自作解説 解題 注釈 解説 長編作家乱歩の誕生/新保博久

私と乱歩 大林宣彦

無限の怪しき夢/大林宣彦(映画作家)
乱歩は荒唐無稽のようだが、そんな事は無い。まことに油断のならない「観察眼」で人間を見詰め、それを我が「想像力」の中で無限の怪しき夢に繰り広げて行く。(巻末エッセイより)

登録情報

  • 文庫: 763ページ
  • 出版社: 光文社 (2004/08)
  • ISBN-10: 4334737331
  • ISBN-13: 978-4334737337
  • 発売日: 2004/08
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
この本に収録されている「パノラマ島奇談」という物語。
死体と自分を入れ替えるシーンなど色々と不気味なシーンが出てきますがなんのことはない、
この話ほんっとに超のつくほどのメルヘンなのです。
少女漫画の美少女が美男子の先輩に憧れるように、整いきった環境の中でこの話は進むのです。
色鮮やかに書かれた「パノラマ島」それはもう乱歩の、いや人間なら誰しもが持っているはずの「陶酔感」「逃避願望」「破壊衝動」などの汚い感情をドロドロと流し込んだ皿なのです。
ストーリーなんか無視しちゃって、感情だけで読んでみたほうが楽しめるんじゃないかなーと思いました。
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By occhi
形式:文庫
初期の中・長編が5作収録されているが、僕のおすすめは「一寸法師」
後の乱歩作品で幾度も使用されるトリックが随所に登場する。
乱歩自身は不出来の作品としているが、退屈しないで一気に読まされた。

「闇に蠢く」は好き嫌いがあるでしょう。
はっきり言って気持ち悪いです。カニバリズムに関する話です。男の僕でもかなり気持ち悪かった。昨今のホラーよりもはるかに怖い。

「パノラマ島綺譚」は僕は退屈だった。パノラマ島の描写が長々と続いているわりには、ストーリーは単純に思えた。

このレビューは参考になりましたか?
By Z? VINE™ メンバー
形式:文庫
本作は乱歩初期の長編を中心とした作品集。

中でも特に面白く読めたのは「一寸法師」である。
奇怪な一寸法師を始め、実に多くの登場人物達が繰り広げるミステリーであり、名探偵明智小五郎も登場する。
それぞれの思惑や利害が絡み合い、事件は複雑さを増してゆく。
ここには短編では味わえない醍醐味がぎっしり詰まっていると言える。

また最も不気味だったのが「闇に蠢く」である。
ストーリーがどこに落ち着くのか全く読めなかった。
期待するラストを勝手に描きつつ読み進めたものの、後半以降、それは徐々に裏切られてゆく。

その他「湖畔亭事件」や「パノラマ島綺譚」など、いずれの作品も短編には無い魅力が詰まっている。
第1巻とは異なった味わいが楽しめる一作。
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