2年ほど前のT社の、当時の最高級DOPナビ付きの車に画面を並べて
付けてみて、走りながらビデオを撮って比較しました。
いや、一言で言うと「ブラボー!」です。(w)
ある程度見通しの良い一般道では全く遜色なし。ガイドについても
DOPとほぼ同じか、それなりに理由(ロジック)の理解できるルートを
示してくれます。左折右折の指示はDOPとほぼ同じ感覚(間隔)で設定されている
ようで、輪唱するようにガイド音声が流れました。
自車位置の表示もほぼズレなし。むしろ、DOPの方のマップマッチングが
何故かズレてしまった時にもゴリラはオン・ザ・ロード。実売5〜6万円の
PNDにここまでやられては、20万(越えだったかな?)の純正ナビは
顔色なし、といったところでしょう。
推奨ルートを離れたときのリルートもDOPより早いことが多かったです。
もちろん、弱点はあります。例えば、ジャイロ内臓とはいえ、パルスを
拾っているわけではないので、「極低速」などは「苦手」のようです。
ビルの谷間などGPSが利きにくく、尚且つジャイロも利きにくい環境で、
クリーピングだけの速度で移動してみると、DOPは自車位置が移動して
行きますが、ゴリラは「ぽかーん」としたマークになって(w)
固まったりします。(「移動している」ということを認識できない?)
ということはもしかすると、逆のシチュエーション、例えば山間部で
徐行するような場合でも、同様の症状が出るのかもしれません。とはいえ、
同じ場所でも、普通の速度で走っているとちゃんと動いていきますので、
「一部の特殊な環境において」という話ではありますが、「クセとしては
そんなこともある」と知っておいてもよいかもしれません。
その優秀なジャイロセンサーのおかげで、走行中は基本的にテレビは
見られません。停止中は見られますが、走り出すと時速10km位で
「見ちゃダメ!」メッセージが出ます。(音声はずっと聞こえます)
外部アンテナを接続しなくても、感度はまあまあです。接続すれば、
都市近郊ならほぼフルセグで視聴できるでしょう。
もう1つ。車のライトと連動しないため、画面の明るさを枠部分にある
センサーで、車内の明るさとマッチさせていますが、センサーが車外でなく、
車内を向いているため、極端な場合「外はまだ明るいのに夜間用画面」
というようなことが起こります。明るさ調整は「昼」「夜」ではなく、
きめ細かくリニアに変わるので、多少違和感があるときがある程度の話ですが、
サングラスをかけて運転することが多い方などは見づらく思うときも
あるでしょう。
とはいえ、全体としては非常にコストパフォーマンスの高い製品だと思います。
あとはバッテリーが内蔵されていて車から持ち出しても使えて、
地図更新が何年分かでもサービスで付いていたら完璧に近いでしょう。
オススメです!
ちなみに、本シリーズには6.2型と7型の2種の画面があります。
大きい方が視認性が高いのはもちろんですが、6.2型でも見難いとは思いません。
フィット、ヴィッツなどコンパクトクラスならかえって本機くらいの方が
ダッシュボード上設置でも視野をさえぎり過ぎず、扱いやすいかと思います。
自作派で、インダッシュに組み込み加工するような方なら、7型の方が
隙間が少なくて都合がいいかも知れません。