まずお断りしておくべきなのは、私はトム・クランシーの小説を1冊も読んでいないので、原作におけるジャック・ライアン像が全くわからない。
故に、ハリソン・フォードを映画の中でのCIAの1Profilerもしくは1Analistとしてしか捉えておりません。
そういう前提でこの作品をReviewします。
私は元々ハリソン・フォードという役者が好きではないのだが、何故かジャック・ライアン役のハリソンは気に入っている。
次作「今そこにある危機」でもそうなんだが、彼の役どころは腕利きAgentでもなかれば、ジェイソン・ボーンのような殺し屋?でもない、単なる分析屋であり、劇中オタオタしながら窮地を乗り切っていく様が頗る好感が持てる。
この手のHero物にはよくある、敵からの攻撃をSuper Manの如く交わしていく(弾は全く当たりません)ジャックはご都合主義の塊かもしれないが、家族思いの良き夫、良き父親が命辛々大活躍するAction映画って人間味があって良いもんです。
このSeriesの第1作にあたる「レッド・オクトーバーを追え!」と比べる事自体Nonsenseだと思うんですがね。
だってあれはあわや世界大戦かという危機を救う物語、一方こちらは英国王室の要人を守る & 我が身を守る話ですから、はなっからScaleの大きさは違うんです。
ショーン・ビーン演じるバカTerroristには何の魅力も感じないが、IRAの大物役リチャード・ハリスは流石の存在感です。
頬がややこけている点が『体調悪かったのかなぁ』と少し気になったが、出演者の中では一番貫禄ありますね。
Lastは小粋です。嫌でも「今そこにある危機」を観たくなります。