青年期に自殺まで思いつめ精神病院に入院したパッチは,現代医療の医者と患者の猜疑心にみちた冷たい関係に嫌気がさし,往診もする患者と友人になれるかかりつけの医者をめざした。そして「ほとんどの患者は薬を飲むことよりも幸せを感じる必要がある」と考え,患者といっしょに遊び活動を楽しむことを,治療と同じくらい大切にする実験的医療を,仲間と試みる。無料診療を実行し,患者との信頼関係がこわれるので医療過誤保険にも加入しなかった。予防医学を大事にして,代替医療(鍼などの民間療法,精神・心理療法など)も取り入れた。現在は夢の病院建設のために,ピエロ姿で資金集めの講演活動を行っている。パッチの医療の夢は人々の心を打ち,ついに映画化までされた。まだ病院は建設されていないが資金は集まったという報告に,未来への希望が感じられる。 (フリーランスライター 杉山 由美子)
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40 人中、40人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
私のパッチを見つけた!,
By 陽 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: パッチ・アダムスと夢の病院―患者のための真実の医療を探し求めて (単行本)
ロビン・ウィリアムスの映画、「パッチ・アダムス」の原作本。現実のパッチは、映画の中よりも厳しいかもしれない。ユーモアが人の心や病気を癒す、と言う一方で、「すべての人に楽しい死を」と高らかに謳うのだ。人は生まれ落ちた瞬間から死へと突き進む。100年先か、50年先かは分からない。だから生きていける。限りある命だから今を精一杯生きよう。楽しみを見つけよう。痛みや苦しみを抱えていても、没頭できる何かに夢中の間、忘れることはできなくても、痛みが和らぐかもしれない。そんな瞬間をつないでいけば人生は楽しい。でも、身近な者の死期を医者に宣告されたら? 残された時間はわずか。不安になるといつもこの本を読み返していた。明日をも知れぬ身と言われた父は、それから2カ月を生きた。会えば少しでも笑って欲しかった。安心した顔が見たかった。赤い付け鼻は無かったけれど、「それでいい。がんばれ」とパッチに励まされているような気がした。
12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
人生とは…,
By カスタマー
レビュー対象商品: パッチ・アダムスと夢の病院―患者のための真実の医療を探し求めて (単行本)
医療に携わる人はもちろん、それ以外の人にもこの本を読んでもらいたいです。医療を通じて生きる事、生き方を教えてくれます。パッチ・アダムスの人生に触れたらきっと何かが変わるでしょう。この夢の病院Gesundheitが完成する事を願っています。
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「病院」とはどういうものか、考えたことは・・・,
By
レビュー対象商品: パッチ・アダムスと夢の病院―患者のための真実の医療を探し求めて (単行本)
あなたは、ロビンウイリアムスの 映画を観ましたか? ここの本物は、 映画と劣らず個性的で もしかしたら あなたは、 本を開くと笑いこけるかも? そんな愛情たっぷりの 四角物体を 召し上がれ・・・ 追伸 医学部に入ったときは、 人間だったのに 卒業するときは、 飼いならされた 犬になってしまうなんて どうしてなの? この本は、 ファースト・クラスです!
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