パタリロの初期はバンコラン、マライヒなど美しいキャラクターとパタリロのギャグのアンバランスが面白かった。どちらかというとバンコラン、マライヒを主役とした美しくシリアスで余韻の残る話が好きでした。それからいく年は過ぎ様相が変わったように思う。読んでないブランクはあるにせよギャグが物凄くシュールに思える。間者猫(懐かしい・・)活躍が多かったこの44巻。マライヒやバンコランが猫になったり、逆に猫が人間になったりありえないことが普通に起こっている。でも話がしっかりしているからフムフムとすんなり読める。特にシュールなのが「フンドシ健康法」なる話。初期では考えられない話だ。深夜思わず声を出して笑ってしまった。耽美とシュールなギャグをあわせもつこのパタリロは無敵の作品です。