まず、誰でも、この商品を手に取ったとき、その軽さに驚くはずだ。Tシャツよりも軽く感じる。計測していないが、おそらく実際にTシャツより軽いと思われる。
そして、あまりに軽いので心許なさを感じながら袖に腕を通すと、間もなく、その温かさに再び驚くことになる。
いままで防寒に着ていたハードシェルのダウンジャケットはとても暖かいが、街中で着ると非常にpuffyで、モコモコしていて動きにくい。そして、屋内に入ると、たいてい暑くなって脱がざるを得ないのだが、そうすると、荷物がかさんで邪魔になる。
そこで、昨年末、このジャケットを購入。モンベルのEXライトと迷ったが、やはり、ポケットがないことは不便であり、また、patagoniaのウルトラライトはポシェットを携行しなくても、胸ポケットに小さくたたみ込める点を評価して、高かったがpatagoniaのこのジャケットに決めた。定価は倍近く違うが、実売価格はそれほど違わないものになってきている。900フィルパワーと800フィルパワーの違うがどれほどか体感していないが、いまはULジャケットに大変満足している。
スリムフィットであることと800フィルパワーグースダウンのおかげで、その軽さからは想像できないほどの保温力。大晦日から元旦未明にかけてという1年でいちばん寒い時期(とはいっても、氷点下には達していない)にこれを着て出かけたが、Tシャツの上にフリース、そして、このジャケットを着込んだだけなのに全く寒さを感じることもなく、体調を崩すこともなく済んだ。Tシャツの代わりに、ポリエステル製のスポーツインナーを着込めば、摂氏ゼロ度くらいでも大丈夫そうだ。
手袋をもっていかなかったが、その際、ジッパー式のウォーマーポケットがあることは非常に有り難く、手のかじかみを防ぐことができた。小物を入れられるということもあるが、このジャケットが活躍するような極寒とはいえない程度の環境では、つねに手袋を着用するというわけではないので、防寒のためにもポケットはあった方が便利だ。
とてもコンパクトにたためるため、スキーに行く際、ハードシェルジャケットは別に、屋内用としてたたんで持って行っても邪魔にならない。厳寒の環境ではミドルレイヤーとしても重宝すること間違いない。
高価なジャケットであるが、まだまだ寒い時期が続くし、この厚さのダウンであれば春先まで着ていても邪魔にならない。お勧めできる一品である。
YouTubeに、ちょいワルな感じのオヤジが着用している動画があった。なかなかイケているのでリンクを紹介する:
http://www.youtube.com/watch?v=ezJGGKv0r1A&feature=related