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パゾリーニ・コレクション ソドムの市 (オリジナル全長版) [DVD]
 
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パゾリーニ・コレクション ソドムの市 (オリジナル全長版) [DVD]

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  • 出演: パオロ・ボナチェリ
  • 監督: ピエル・パオロ・パゾリーニ
  • 形式: Color, Dolby
  • 言語 イタリア語
  • 字幕: 日本語
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 2.35:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: エスピーオー
  • DVD発売日: 2003/02/21
  • 時間: 117 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (35件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B000083YCJ
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 44,327位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

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1975年の、ピエル・パオロ・パゾリーニ監督の遺作。マルキ・ド・サドの『ソドム百二十日』を原作に、舞台を第二次大戦下に置き換えて映画化。4人の権力者が街中の美少年と美少女を集め、ありとあらゆる変態行為を楽しむ。その行為の異常さ残虐さは凡百のポルノ映画やスプラッター映画など足元にも及ばず、劇場公開時には実際に嘔吐してしまった観客もいたほど。にもかかわらず単なる悪趣味とも一線を画しアートフィルムの最高の部類にも君臨する、物語以上にその存在そのものが狂気の沙汰ともいえる巨大なる問題作。必ずやいろんな意味での覚悟を決めてからご鑑賞を。公開直前にパゾリーニ自身が悪戯をしようとした少年に惨殺された(とされているが真相は闇)ことも本作のスキャンダラスな印象に一役買っている。(田中 元)

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

マルキ・ド・サドの「ソドムの120日」を原作にパゾリーニが映像化を試みた衝撃作。第2次世界大戦末期、ナチ占領下の北イタリアを舞台に、ファシストで権力者の公爵・司教・大統翼t・判事の4人が、“完璧”な少年少女へ異常な行為を繰り広げる。

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72 人中、69人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 悪名を背負う為に生まれた一本, 2003/1/13
By カスタマー
レビュー対象商品: パゾリーニ・コレクション ソドムの市 (オリジナル全長版) [DVD] (DVD)
原題の「SALO」とは、1943年、ドイツによって救出されたムッソリーニがイタリア北部に設立した傀儡政権・サロ共和国のこと。マルキ・ド・サドの原作では中世の人里離れた城館だった舞台を、このサロ共和国に移しています。

第二次世界大戦末期、敗戦必至のサロ共和国で、権力者達は前々から目を付けていた美少年と美少女達(自分達の息子や娘も含まれている!)を私兵を使って狩り集め、一つの館に立て籠もります。そしてそこで繰り広げられる暴行・拷問・スカトロ行為が全く遠慮無く、淡々と描写されていきます。少年少女達の人権は奪われ、ひたすら痛めつけられ、抵抗する者・逃げようとする者は容赦なく処分されていきます。

原作は未完のまま「残虐行為展覧会」と化していましたが、パゾリーニ監督はそれを見事に露悪的に、ファシストと抑圧される民衆、搾取する者と搾取される者の縮図を描いた映画に昇華させました。いつの時代も繰り返されるこの構図は、立場が入れ替わる事はあっても、構造自体はなくなりません。そしてそれを表す為に、この映画の無惨で救いのない結末が用意されているのでしょう。いうなれば、本作に嫌悪感を感じれば感じる程、この映画は成功しているともいえます。
この後パゾリーニ監督は17才の少年に撲殺され、本作が遺作となってしまうのですが、まるでそれを予感していたかのように永遠の苦痛、死によってしか訪れない解放が感じられる作品です。

ちなみに以前日本でビデオ/LD化された時はマスターの状態がかなり悪かったので、待望のDVD化と言えるでしょう。

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52 人中、49人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 むむむ・・・, 2005/10/9
レビュー対象商品: パゾリーニ・コレクション ソドムの市 (オリジナル全長版) [DVD] (DVD)
パゾリーニ作品は『アポロンの地獄』で感動して以来、何作か機会があるごとに目にしてきたのですが、この作品だけは噂はかねがね聞いてはいたものの恐ろしくて何年も観ずにきました。でもとうとう観てしまった…。ほんとになんと気持ち悪くておぞましいストーリーなのかとぞっとし、吐きそうにもなりました。しかし一方で、その映像美や音楽にも圧巻で、ずっと惹きつけられ、画面から目を離すことができませんでした。恐怖というよりは異様な世界をこうまで見せつけられ、正直あまりにショックで、もう二度と観たくないと思いました。でも、観て後悔したとも思いません。一度はご覧になることをお勧めします。パゾリーニを理解するうえでも、この映画を観る前と後では全く印象が変わりましたし(ますます興味を持ちました)、映画史上でも重要な作品だと思いますし、このような作品が生まれた背景に何があったのかが気になりますし、また何よりも、作品に映し出されている世界は本当に異様なのですが、しかし決して非現実的なものではないということからも、単におぞましい、下劣だなどと非難して片付けてしまえるような作品ではないのです。その意味で評価がとても難しく、星3つにしました。正直、今一番恐ろしいのは、この映画を再び観るときの自分です。しばらく観る気はありませんが、もし次にこの映画を再び観たときに、自分がこのような世界観に慣らされ、このおぞましい世界に対して感じるショックが軽減されていたら…と考えると、そのことのほうがよほど恐ろしいです。
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18 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ありえる狂気の世界~人間の残虐性, 2004/9/25
レビュー対象商品: パゾリーニ・コレクション ソドムの市 (オリジナル全長版) [DVD] (DVD)
原作はマルキ・ド・サドの「ソドムの120日」です。舞台は第二次世界大戦終戦直前のイタリア郊外。エスカレ-トしてゆく欲望・残虐行為が本能のままに繰り広げられていく「異常な」映像世界です。終盤に、加害者側であった「ビアニスト役の女性」が投身自殺するたった数秒の場面がありますが、「これは、残された小さな人間の良心を表現した唯一の場面だったのかな?」と思わせるシ-ンでした。
好き嫌いは別として、人間の「性悪説」を徹底的に実践している作品だと思いました。ただ、残虐的場面に限れば、それは今のホラ-映画の方が酷いでしょう。

この作品は、作品以外にある「含み」を知りたいと思わせる、「動物=人間」を赤裸々に映し出した、ある叙事詩だと思っています。 「パゾリ-ニ監督は何を意図してこれを撮ったのか?」、他の作品『デカメロン』『カンタベリー物語』、『アラビアン・ナイト』『豚小屋』『王女メディア』など・・・レンタルできる作品が豊富にあるので、時間を見つけて観ようと思っています。

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