多次元尺度構成法というと難しそうな印象を受けますが,要するに似たもの同士を集める(分類する)分析手法のことです。クラスター分析の方が馴染みがあるでしょうか?
すべての分析手法において,現実的な実例をあげて説明しているので内容としてはかなり分かり安と思います。ただ文章の説明が多くて数式による説明が少ないため,所々ではありますが腑に落ちない部分があります。途中の計算仮定も良く分からない部分がけっこうあります。「こういう使われ方をしているのですよ」という紹介をするのが目的なのかもしれない。。。
ちなみに題名の頭に「パソコン」とありますが,特に統計ソフト(SAS,SPSS,S-PLUSなど)については触れていません。初版が94年なので,プログラムが別売りで配布されている時期だったのでしょうかね。したがって,今現在(2006年)においては「パソコン」という名前はふさわしくない内容です。