『ダ・ヴィンチ・コード』『天使と悪魔』『デセプション・ポイント』そして、本書『パズル・パレス』の順番で読みました。面白さ、或いは、読みやすさという点では、『パズル・パレス』>『天使と悪魔』>『デセプション・ポイント』>『ダ・ヴィンチ・コード』となるでしょうか。処女作にはその人の全てがある、といわれますが、ご多分に漏れず、ダン・ブラウンもそうでした。デビュー作でその構成技術、パターンは確立されてますね。他の三作との違いといえば、主人公が既に婚約していることと、片やアメリカ、片やスペインで孤軍奮闘し、ラストまで一緒の場面がないことぐらいですか。いずれにしても、面白い、或いは、読みやすい作品であることは間違いありません。ただ、上下巻合わせて3780円なのにもかかわらず、一日で読めてしまうのはどうなのかと……。600ページ足らずなのですから、一冊にして欲しかったです。