山岸涼子作品が好きで読破しているうちにこの作品に出会ったのが、20年以上前でした。
2年前の昭和61年(1986年)にチェルノブイリの事故が起きたにも関わらず、なかなか
まわりの友人には理解してもらえませんでした。
しかし現実に問題が起こった時では遅い!と思っていましたが、起きてしまいましたね。
絶対はない!絶対安全!!はない。この言葉の意味は重いです。
当時水力・火力で充分余力があったにもかかわらずそれらをつぶしてまで原発を作った訳が
わかりやすく描かれていて愕然とします。
この小さな国が米・ロシア・仏についで第4位の原発保有国の必要がどこにあるのか?
こんな恐ろしい発電所が国立ではなく民間事業所だった事も唖然とします。
核分裂でうまれるプルトニウムは地獄の神プルトーンの事とか・・・今毎日のようにテレビで
目にする東電社員の胸のマークの意味がわかるととても恐ろしいです。
一人でも多くの方々に読んで頂きたい作品です。人類の愚かさに恥ずかしくなります。