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パウロとペテロ (講談社選書メチエ)
 
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パウロとペテロ (講談社選書メチエ) [単行本]

小河 陽
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,680 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

2人がいなければ今日のキリスト教はなかった
イエスの筆頭弟子にして復活後の教会指導者ペテロ。迫害者から異邦人伝道者へと回心したパウロ。古代ローマ帝国の片隅ではじまった運動を世界宗教にまで伸展させた2人の実像は?そして、彼らのユダヤ人・異邦人への宣教戦略とは?2大伝道者の足跡を辿る1冊。

内容(「BOOK」データベースより)

イエスの筆頭弟子にして復活後の教会指導者ペテロ。迫害者から異邦人伝道者へと回心したパウロ。古代ローマ帝国の片隅ではじまった運動を世界宗教にまで伸展させた二人の実像は?そして、彼らのユダヤ人・異邦人への宣教戦略とは?二大伝道者の足跡を辿る一冊。

登録情報

  • 単行本: 260ページ
  • 出版社: 講談社 (2005/5/11)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062583321
  • ISBN-13: 978-4062583329
  • 発売日: 2005/5/11
  • 商品の寸法: 18.6 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 62,784位 (本のベストセラーを見る)
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10 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 若村さき トップ500レビュアー
形式:単行本
教皇の始祖とされるペテロと、キリスト教の教義を確定したパウロ。初期キリスト教会の大物二人の交流と対比を丁寧に、一般向けにやさしく解説した本です。ただ結局、姿勢に関する、二人の差は大きいと考えるべきなのか、それとも小さいと考えるべきなのか、迷うところです。「パウロはその弱さを―ということは、キリストの強さを!―貫徹させた。それが、同じように弱さを認め、弱い自分を支えてくれるキリストを認識できたペテロとのただ一つの違いであっただろう。ペテロはいざという時に怯んだ。」(p219)このあたりの解釈は読者に任されているのでしょうか。
現存する史料が圧倒的に違うために、どうしてもパウロが中心となっているのはやむを得ないでしょう。
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ib_pata VINE™ メンバー
形式:単行本
 いったんは投げ出したが、その後「ペテロに関する部分だけでも読み通すか」と思い直して読んでみた。本当にパウロが書いた真正書簡と考えられるものだけでローマ、第1・第2コリントなど7書簡を数え、パウロの名を語って書かれた書簡もふくめれば13書と新約聖書全体の1/3を占めるパウロに比べて、明らかにペトロの名を用いて書かれた書が2つしかなく、福音書と使徒行伝に頼るしかないペトロに関する研究は少ないからだ。

 ということだが、新しい知見を得られるというところまではいかなかった。「ケファル・ナウム(ナウムの村)」という言葉から派生したカファルナウムにおいて1970年代に発掘された住居でペトロの家と云われている建物を、割と大きく取り扱っているのには驚いたぐらい(ケファル・ナウムはユダヤ教文献でミニム「ミニム=異端すなわちユダヤ教からみたキリスト教と結びつけられて記憶されている)。もひとつぐらいあげれば、ペトロへの復活のイエスの顕現物語がなぜか失われているという指摘ぐらいかな、印象に残ったのは(p.73)。

 難物語における三度の否認に関して「『二番鶏の鳴き声で、初めて日の出がみられる』というギリシア・ローマの表象がマルコに知られていたとするならば、暗黒の闇に包まれながら、そこに射し込む一条の光を見たペトロの姿がくっきりと浮かび上がってくる」というあたりの、ちょっと酔っぱらったような書き方をする時が文章としてはいいのかな、みたいな印象は残る(p.72)。

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