仲間と敵が入り乱れた海賊的な駆け引きと裏切り、
エリザベスとウィルのラブロマンス、嵐の中での海上決戦が見所です。
ジャックだけでなく、
登場人物の多くが主役で個性が全面に出ており、引き込まれます。
それぞれの願望を達成する為に奮闘し、
自由を手にする為の戦いで物語は幕を閉じます。
ただし、展開が早く、心理戦が多い為、
感性の豊な人でないと理解できずに挫折するでしょう。
特に、1や4作目が好きな人には。
何度も観るか小説版を読む事をお勧めします。
監督は海賊映画の面白い部分をすべて詰め込んだと語っていました。
まさにそのような映画です。
これ以上の海賊映画は、今のところないでしょう。
最後は船の一騎打ちなのが少し悲しいですが、
ゴチャゴチャになるより良かったと感じました。
ストーリー上では、カリプソの引き起こした大嵐が、
2隻の船以外の戦場への侵入を許さなかったという事になっています。
オペラ的な展開や雰囲気が、
マトリックス3作やスターウォーズ3作と似ています。
どの作品にも言えますが、
自由の為に法や権力に立ち向かう精神が素晴らしいです。
ラストシーンにて、
大海原に小舟で孤独に乗り出すジャックの姿が印象に残ります。
歌の通り、気ままな海賊ぐらしですね。
日本語吹替は、本来の意味と違う部分が多く残念ですが、
日本語字幕で観るならば問題ありません。
見所満載で良質な海賊エンターテイメントな仕上がりです。
ディズニーのアトラクションと重ねるのも楽しいです。