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パイドン―魂の不死について (岩波文庫)
 
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パイドン―魂の不死について (岩波文庫) [文庫]

プラトン , Plato , 岩田 靖夫
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

人間のうちにあってわれわれを支配し,イデアを把握する力を持つ魂は,永遠不滅のイデアの世界と同族のものである.死は魂の消滅ではなく,人間のうちにある神的な霊魂の肉体の牢獄からの解放である-ソクラテスの最期のときという設定で行われた「魂の不死」についての対話.『国家』へと続くプラトン中期の代表作.

内容(「BOOK」データベースより)

人間のうちにあってわれわれを支配し、イデアを把握する力を持つ魂は、永遠不滅のイデアの世界と同族のものである。死は魂の消滅ではなく、人間のうちにある神的な霊魂の肉体の牢獄からの解放である―ソクラテスの最期のときという設定で行われた「魂の不死」についての対話。『国家』へと続くプラトン中期の代表作。

登録情報

  • 文庫: 221ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1998/2/16)
  • ISBN-10: 4003360222
  • ISBN-13: 978-4003360224
  • 発売日: 1998/2/16
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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25 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 哲学する河童 トップ500レビュアー
形式:文庫
ソクラテスが刑死する直前に、弟子達に語った「魂の不死について」の話。

「人間は魂と肉体からできており、死ねば肉体は消滅し、魂は消滅せずに冥界へ行く」というソクラテスの考えに対し、弟子達が「肉体が消滅すれば魂も消えてしまうのではないか」とか「肉体が消滅した後魂が残っているとしても、それが不滅かどうかはわからないのではないか」といった問いかけと共に鋭く反発し、さらにソクラテスがそれに対して自説を証明し、弟子達を納得させるという構成。

ただ、この人達は細か〜いところまでおかしいと思ったところは何でも考えこむのに、人間は魂と肉体でできているっていうところだけは何の疑いもなく信じてしまってるところは可愛らしい(笑)

自分が毒杯を仰がなければならないまさにその日に、弟子達と「魂の不死について」を語り合うとは流石ソクラテス(笑)

そして、その状況を対話篇にしたプラトン。

プラトンの文章は本当に上手だと思う。

ソクラテスが実際に語ったことと、プラトンの想像(創造)と、両方混ざってるんだろうけど、とてもわかりやすい。哲学をかじったことがない人でも大丈夫だと思います。

ソクラテスが毒杯を仰ぎ、死んでしまうところで文章が終わるので、最後は少し悲しいかも(ソクラテスは全く悲しいことでもなんでもなく、弟子達が悲しむ必要も全く無いと思っているのだが、その理由は本書を読んで下さい)。

「死んだ後、人間の魂はどうなってしまうんだろう?」と考える人は、ソクラテスに説得されてみて下さい。
このレビューは参考になりましたか?
19 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Porlock
形式:文庫
知り合いがこの著作を読んで、感動して泣いたと言っていた。
民衆の理解を得られずに不当な死刑に追いやられても、
高潔なソクラテスは自ら毒杯を受け入れて心安らに死んでいく。
そうした哲学への殉教者としてのソクラテスが、彼の泣き所なのであった。
実際、その知り合いは典型的な「哲学青年」だったので、ソクラテスの

死に方に過剰な感化を受けるのも、さもありなんではあったが。

その後、僕もこの著作を読んだところ、泣きはしないが確かに感動した。
と言っても彼と違って、ソクラテスの姿への感動ではない。
論証が非常に美しかったからである。
副題に示されている通り本篇では、死に際のソクラテスが「魂の不死」を

証明する議論を行う。しかもそれは、プラトンの名高い中心教誡!¬、
イデア論を援用しての証明である。
「魂の不死」についての議論から、一見横道にそれたかのように、
イデア論の説明が挿入される。しかし、あれよあれよと言う間に、
そのイデア論を根拠として、最終的に論理は「魂の不死」へと帰結する。

そのお手並みは素晴らしい。ミステリで仕掛けられた伏線が
解明されるかのように、きれいな論証。
「プラトン哲学の重要文献」といった意味以上に、
純粋にスリリングなロジックを楽しむことができる著作。

このレビューは参考になりましたか?
23 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
この「パイドン」は、他のプラトン諸作品とは一線を画くすものがあると感じました。ソクラテスが自らの死の直前に友たちと魂の不死性について議論を交わすという設定で描かれる本書は、書中ソクラテス自らが「もう自分には時間がないが・・・」と慨嘆しつつ、憑かれたように哲学論議を繰り広げていく。プラトンが描こうとしたものは、哲学するものの「報いは美しく、希望は大きい。」という一事につきるのではなかろうか、と思う。議論を追いかけること自体が哲学ではなく、この世にあっての自らの理想を議論に託した結果するところの自然な表現が哲学になると、読むものは導かれる。感激裡に読了して、そう思います。ただ、この本が岩波文庫に組み込まれたのが1998年が初版とは、驚きでした。何か翻訳上の事情があったのでしょうか?
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投稿日: 2006/3/24 投稿者: DeepBlue213
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ソクラテスの死の間際を見守っていたパイドンがその様子をエケクラテスに口述するところからこの物語の幕が明

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投稿日: 2006/3/7 投稿者: 仔太郎
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