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13 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
日本が見失っているもの,
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レビュー対象商品: バール、コーヒー、イタリア人―グローバル化もなんのその (光文社新書) (新書)
趣味分野の本ともいえますが、ビジネスの視点からも読めます。バールとは、イギリスでいうバー、スペインでいうバル、日本でいう喫茶店やカフェに近いもの(かな?)。 なんとイタリアにはスターバックスの店舗がゼロ。 バール、そのほとんどが個人経営。 エスプレッソコーヒーの値段は法律での縛りがあり、たったの120円前後! なぜつぶれない?なぜスタバ攻勢に遭わない? バールにて、「乳児にミルク」とお湯を所望した母親。 淡々と哺乳ビンを煮沸消毒後、人肌に冷ましている"18、19歳"の店員。 初回は普通?2度目に来たら親しげに、3度目以降はもう常連扱い。 リッツ・カールトンにも匹敵するサービス? そんな秘密は本書をお読み下さい。 コーヒーにまつわるネタ(うんちく?)も仕入れることができますよ。 ビジネス書に疲れたときにどうぞ! コーヒーブレイク・・・・!
26 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ふれあってバール,
By 唐沢 大 (東京都) - レビューをすべて見る
Amazonが確認した購入(詳細)
レビュー対象商品: バール、コーヒー、イタリア人―グローバル化もなんのその (光文社新書) (新書)
うかつにもこんな軽いタッチの新書で感動してしまった。<「ナポリにはね、カフェ・ソスペーゾと言って、誰か、ゆとりのある人がバールに入って、一杯のエスプレッソを飲んで、二人分のエスプレッソ代を払っていく。すると、その後から懐の淋しい人がやってきて、バールの主人に『カフェ・ソスペーゾある?』と訊ねる。主人がこっくりうなずけば、その人はただでエスプレッソを飲めるってわけなの」> 美談である。しかし、もう少し背景の補足が必要だろう。 イタリアの人口は5800万人。そこに、15万軒のBar=バールがあるそうだ。人口比にして、日本のコンビニの約9倍である。すごい数である。なぜか。多くのイタリア人にとってはバールは本当に生活になくてはならない存在になっており(外食費の1/3はバールに遣うらしい)、懐が淋しくてバールでエスプレッソも飲めないということは、ほとんど社会的生活から脱落することを意味するのである。ナポリの仕組みは(今は廃れてきているみたいだけど)、小さな社会保障なのである。 もう一つ。別の例で、お金じゃなくて、店自体がない地域の話。地方の小さな町でバールの独立経営が成り立たないようなところの場合、CIRCOLO =チルコロというタイプのバールがあって、地域の人が交代で店番をして、バールを運営するそうだ。そこまでしてバールが欲しいか、という感じもするが、やっぱり欲しいのである。これもいい話じゃないか。 イタリアは、世界経済に占める地位は年々低下しているのだけれども、こういう共同体を大事にする精神が強く息づいていて、それが訪れる人たちをうらやましい気持ちにさせるのである。旅行で行った場所でさ、住民が地元のこと嫌いそうにしてたら嫌じゃないか。
15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
非常に面白い。,
By コンタナトス (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: バール、コーヒー、イタリア人―グローバル化もなんのその (光文社新書) (新書)
イタリア滞在中に読んだ。本書に書かれている事は、基本的には著者の経験談なのだが、近視眼的な誤解が少なく、文献や資料に基づくフェアな判断が殆ど。バール探訪や、エスプレッソの味わい方の参考になった。
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