久びさにいい本を読んだ。バン・マリー、元々は錬金術師マリーという人が由来であるそうだが、「湯煎」の意味だそうです。
一見、コアなフランス文学などの話があってむずかしい本のように思えるが、わからない話はそのまま読み進めると
堀江の日常の体験がユーモアとペーソスで語られいて入りこんでしまう。まさに、バン・マリー(湯煎)のような堀江ワールドであった。
こういう本が多くの人に読まれて欲しいと切に思う。商業ベースに毒されていない本っていいもんだなぁ。
私も堀江と同じくツルツルのブックカバーの汗ばんだ感触が嫌なんですが。そういえば、堀江の本は
汗を吸いとるカバーで心地いいね。そういう気配りもあるんだな。
本の装丁もシンプルで右下隅のイラストが何だと思ったら、湯煎に使われる鍋類だった。