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最も参考になったカスタマーレビュー
51 人中、39人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
ネタに注力しすぎて迷走した印象,
By 希林 - レビューをすべて見る
= 楽しさ:5つ星のうち 2.0
レビュー対象商品: アルトネリコ3 世界終焉の引鉄は少女の詩が弾く (特典なし) (Video Game)
※かなりシリーズファン向け、かつ長文のレビューになっていますので、予めご了承ください。私自身は、新しいもの嫌いというわけでは全くありませんが、シリーズを通してアルトネリコをプレイした身から言わせてもらえば、今回のアルトネリコは素直に残念な出来というのが率直な感想です。 具体的にどのように残念だったかと言うと、まず何にもまして、あまりにもネタに走りすぎたこと。シリーズファン向けのネタもはっきりいってやりすぎだし、パージシステムも話題作りとしか思えないし、世界観的に無理矢理過ぎる。シリアスシーンでもイベントでもラスボスでも遠慮なしに、さも当たり前のように服を脱いで強くなるので、ムードが無茶苦茶。アルトネリコとしては所々のネタ要素も一つの魅力ではあるのですが、それはあくまでほどほどであればの話。ここまでネタ要素を全面に出されると、正直しらけてしまいました。細かい例を挙げるとキリがありませんが、トウコウスフィアのネタを外部に持ち出すのは流石にやりすぎです。ユーザー全員がトウコウスフィアを見てるとでも思ってるのか?ひたすら痛い。猛省してほしい。 それに加えて、ストーリー面やキャラクターの魅力に関しても、前作、前々作に比べると相当見劣りしたと言わざるをえないです。ストーリーはやらされている感が強く、主人公が独善を振りかざしながら、考えなしに降りかかる火の粉を払っていたらいつの間にか世界を救ってしまった…といった感じ。シリーズ一応の完結作として、これではあまりに酷く、おざなり。随所でもっと広げられそうなネタがあるにも関わらず、それを全く生かせていなかったのも残念(アルキアとクラスタニアの確執や、テル族の絢胤妖家についてなど)。この点、前作である「アルトネリコ2」はしっかり表現出来ていて、非常に好感が持て、やっていて楽しかったのですが…。あと、主人公であるアオトが、とにかく頭悪い。二言目にはサキ、フィンネル(よく考えたら二人とも出会って間もないのに)。典型的、古典的なヒーローを作りたかったのでしょうが、この手の主人公は一度強い挫折や失敗、否定を周囲から受けなければ、やることなすことすべてが正しい独善ヒーローにしかなりえない。しかも今作は本当に周りの敵に客観的な正しさが全くなく、完全な悪役としてしか描写されていないので、主人公の独善が一辺倒に肯定されている。このことからも、今作がいかにシナリオ面で低レベルなものであるかがわかると思います。土屋さんの中での脚本段階では色々あったのでしょうが、ゲームとして提供されている部分がこれではどうしようもない。あと、個人的なところでは、ココナの声に少し変化がありすぎて違和感があります。前作との演じ分けもあるのでしょうが、いくらなんでも急に老けすぎ。ココナのヒュムノスを担当している片霧烈火さんの歌の方も、なにやら力強すぎて、全くイメージに合わない(決して片霧さんへの批判ではないですよ)。この辺りはもう少しどうにかならなかったのかと、、思いました。光五条の影が薄すぎるのも問題です。薄すぎて感情移入出来なかったので、今やどうでもいいんですけどね。 また、今作はヒロインが多重人格ということで、一人のヒロインに様々な性格や外見が割り振られましたが、これについても全然生かしきれていません。多重人格自体は一向に構わないのですが、実際問題としてやはり全員がストーリーに深い絡みを持っているかといえばそうでもなく、ここまで人格を増やす必要があったのかと思います(話題作りとしては効果があったのでしょうが)。そのせいでコスモスフィア内でのヒロインの掘り下げが中途半端になり、コスモスフィアのメインテーマである人間の本質やエゴなどが全く表現出来ていないし、そういった葛藤を主人公とともに乗り越えて絆を深めるというようなニュアンスが薄れてしまった。階層を深めていく内にヒロインの深層心理を垣間見、それを受け入れて共に成長するというのが本来のコスモスフィアの意義であったはずなのに、多重人格という要因のせいでそれが曖昧になってしまっているのは明らかなマイナスだと思います。とどのつまり、女キャラのかさ増し。 また、ストーリー上におけるヒュムノス(BGM)の演出にもかなりの難があります。ぽっと出てきてぱっと謳われたら、詩の意味も何もあったものではなく、なんで歌ってるの?ってなる場面も少なくないです。先述のネタ要素にも関わることですが、一部の曲が大変な電波ソングであるのは非常に頂けない。ああいう曲はちょっとしたアクセントに入れる程度なら構いませんが、序盤の、それも初めてストーリーが盛り上がっている場面であれはないでしょう…。それと、ヒュムノス一つ一つとストーリーのリンクが薄すぎて、感動する場面がなかったのは痛いですね。ファンタスマゴリアやメタファリカ、こころ語りなどの過去作のヒュムノスにあった演出としての魅せ方が今回は非常に弱い気がします。少し誤解を生むかもしれないのですが、曲自体は非常に良いんです。ただその魅せ方が…というところでの問題です。分かりやすいところで、ジャクリのこころ語りがウケたからと言って、大した理由もなしにヒロイン全員にED歌を設けるなどは、まさに安直もいいところ。詩あっての物語を造っているのだから、ヒュムノスを挿入歌みたいにポンポンつくっちゃダメだと思います…。今作のヒュムノスの一部はそういったぞんざいな扱われ方をしていたので、かなり残念です。アルファージやメテムサイコシスのように、歌う目的がゲーム内でユーザーにちゃんと提示された上で謳うのならば理解できます。しかし、ミュートやリッカの詩を戦闘シーンで聴いたところで、もはやそれは戦闘BGMとしか受け取ることが出来ないんですよ。いくら想いが詰まっていたとはいえ、歌詞カードを見なければその意図はほとんど理解出来ない。『風標』なんかもひどいもんです。井上あずみさんにわざわざオファーをかけたのに、肝心のお歌の方はチャプターの切り替えに少し出てくる程度って…。本当に、どうしちゃったんですか? 戦闘やコントローラのレスポンスの悪さなど、システム面でも問題はあるのですが、今作はそれを上回って余りあるネタ要素や本筋があまりにも酷すぎて、正直なんだかな…という印象です。スタッフのやりたいこととユーザー(私だけかもしれませんが)の求めていたことが違いすぎていたのではないかなと…思いますね。戦闘BGMの中核であるRAHシステムというものにも力を入れていたようですが、固定でも良いからルミナスディフェンス風の戦闘用ヒュムノスをずっと流してくれた方が全然いいですね。パージも正直要りません。一回見たら終わりですし、戦闘が長引くだけです。あんなものに力を入れて本筋や演出がおざなりになってしまうのならば、技術面での開発が楽なPS2で出してくれた方が良かったです。というよりもむしろ、本作は技術やノウハウもないのに背伸びしてしまって、全体的に前二作よりかなりチープです。ですので、おかしな話ですが、PS2でリメイクされることを密かに望んでおこうかと思います。表現方法としては、ガストはディスガイアやアガレストシリーズを見習うべきです。どちらが良いとか悪いとかではなく、2Dのキャラや背景でも3Dとはまた異なる「味」が出るのだから、無理に3Dにする必要もないです…(ただ、グラフィック面では後発作の『トトリのアトリエ』が結構良かったので、今後についてはなんとも言えません)。 追記・ハーヴェスターシャ人格修正パッチは素直に面白かったです(笑)。興味があったら無料ですのでダウンロードしてみてはいかがでしょうか。
53 人中、40人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
長所と短所が大きく目立つ作品,
By 黒目 (神奈川県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: アルトネリコ3 世界終焉の引鉄は少女の詩が弾く (特典なし) (Video Game)
シナリオは良く出来ており、序盤からテンポ良く物語が進み飽きさせません。BGMや挿入歌は種類が多く、随時物語を豊かに盛り上げてくれます。 音楽が一つの売りのゲームですから、その点は成功と言えます。 しかし問題がいくつかあります。 ・フルボイスではない。 主要なシーンではボイスは入りますが、ちょっとした会話には入りません。 テイルズからこちらに移ったユーザーには物足りなく感じるでしょう。 ・キャラクターの3Dグラフィック。 昨今の作品にしては素っ気ない。良い意味で言えばシンプル。 決して雑ではない。 ・フィールド移動時の操作キャラクターの浮遊感。 というより滑っている感じ。 明らかな手抜きだが、この作品で重要視されるような事ではないので耐えられるレベル。 ・改善が必要な戦闘システム。 右下に流れるゲージに上手く合わせて攻撃する事で、敵に効率よくダメージを与えたり、ヒロインを素早く脱がす事が可能ですが、そのゲージを見ていると他の箇所に目がいかない。 ゲージを全く気にしないで戦っても問題ないですがその場合、攻撃ボタン連打ゲーと化します。 武器やアイテムの調合といったシステムもあるのですが、上記の通り若干お粗末な戦闘システムのため生かしきれません。 ・たまに起こるフリーズ。 セーブはまめに。 ・簡単に入れるデバックモード。 最大の問題点 (修正されれば問題なし) 要するに普通のアクションRPGを期待している方にはオススメできません。 オススメできる方は シリーズファン。 ラブコメのアニメやギャルゲーに抵抗がない方、または好きな方。 それか萌えに理解のある方に限ります。 もちろんそう言ったものに興味のある方もどうぞ。 ちなみに、上記に上げた問題点ですが、オススメ出来る方たちにとってはあまり問題になりません。 問題点以上にキャラクター達の魅力が勝るはずです。
52 人中、38人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
気になる部分が多々あり,
By スピカ (三重県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: アルトネリコ3 世界終焉の引鉄は少女の詩が弾く (特典なし) (Video Game)
まず、シリーズファンなら普通に楽しめるかと。 相変わらず音楽は素晴らしいです。戦闘はアクションバトルになり、詩魔法の存在感がアップしたのは良いのですが…敵がどこにいるか把握し難い! これはマイナスです。 (メニュー開けば大体は分かりますが) キャラ、ダンジョンマップなどは3Dになりました。 キャラについては 独特、滑らかで良いのですが… 背景グラとの違和感があり、なんか滑るように移動してます…まぁ、これは前作もなんですが。 ジャンプアクションが復活しました…が、なんかフワフワしてますね。 ジャンプした時の効果音は欲しかったかな… あと キャラの動きというか、走り方が変?な感じで シリアスなシーンもキャラが走るとギャグになってしまいます^^; 細かい事ばかり書きましたが、やはり一番気になったのは戦闘関連ですね。 ストーリーは気になるけど、戦闘が面倒だ、という方には 難易度イージーでのプレイがお薦めです。 その他 ・シリーズ通してのやり込み要素は本作も健在 ・周回要素あり(引き継ぎなど) ※本作は前2作に登場したキャラが多数登場します。 できれば1、2とプレイされてからの方が より楽しめるのは間違いないです。 最後に… 「RPGは戦闘だ!」という方には向いてないと思います。
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