登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
25 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
死に様を集めるということ,
By
レビュー対象商品: バンド臨終図巻 (単行本)
自分の好きなバンドが記述されていたので購入しました。日本海外問わずバンド、ユニット、グループといった集合体の 解散に至る経緯が記されています。 数を載せることを重要視したのか、一つ一つのバンドに対する記述は 決して大きくありません。長いものでも6ページ前後。 1ページの半分程度の記述しかないバンドもあります。 本のタイトルに『図鑑』とついていることからもわかるように、 各バンドについて、本当に図鑑程度の記述しかされていません。 著者が本の中でも記載されていますが、あくまで事典程度の役割として 購入されるのがよいと思います。 特定のバンドが好きな方にはあまり向かないかもしれません。
17 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
卒業アルバムを見かえすような…,
By
レビュー対象商品: バンド臨終図巻 (単行本)
古今東西実に200以上にのぼるポップグループに関し、その終焉の様子を振り返る内容です。頭脳警察が載っているかと思えば野猿とかEL&Pも、キッスとかそれは君エアロスミスやないかとか現在進行形のバンドも実に多種多様に紹介されています。 当時の専門誌や新聞など活字として残っている記述を検証した内容で、決してこの本独自のスクープだの驚きの真相だのを狙った本ではありません。客観的にごく淡々と“あの頃”を振り返る記述は刺激を求める向きには物足りなく感じられるかもしれませんが、私にとっては妙な思い入れや押し付けがましさの無い控え目な記事の羅列からこそ“あの頃の空気感”思い出を強く誘発されて、懐かしい心情が湧きかえって止まりませんでした。 ページを繰る手が止まらずに一気に読み終え、この本にも載っている昔好きで好きで仕方無かったUP-BEATのアルバムを久々に取り出し(「Once Again」とか「No Side Action」なんかは今聴き直しても神)てみたりしました。 懐かしい…甘い…苦い…イタい…↑…色んな気分が過去の自分から押し寄せる、中学高校の卒業アルバムのような意外な好著であります。
32 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
組織の「終わり方」についての学習。,
レビュー対象商品: バンド臨終図巻 (単行本)
古今東西のポップス/ロック系のバンド(二人以上の集団)の活動の終わり方に言及した書籍です。 但し、当事者への取材などは一切なく、記載されているのは当時の報道やメディア に掲載された発言や見聞、いくばくかの憶測に終始しており、「真実を知りたい」 という欲求には応えられないものです。 これを「単なる受け売り」「甘い」と批判するのは簡単でしょうが、個人的には これで正解と考えています。だって、(例えが極端ですが)身近な夫婦が離婚した として、その理由を当事者に詳細に聞いても、そこから真実は掴めないでしょうから。 そう思えば、本書のように過度な思い入れや、新たな取材による事実の歪曲 (あるいは美化)のリスクを排除して、「公式見解」的な記録を図鑑のように並べた ことは正解だったのではないでしょうか。 多くの場合、バンド結成の経緯については明快に事実が語られ、記録も残されます が、活動終了の経緯は素人目にも胡散臭い美談に彩られます。 でも、円満な活動終了などということは少なく、様々な理由によるそれぞれの 「人間関係の力学」の変化によることが多いようです。分かったような分からない ような言い方ですが、あえて第三者の目線でそれに迫ろうと試みるのが本書の 真骨頂でしょうか。 また、趣味で始めた筈の音楽活動も、その成り行き次第では周囲の、時には自らの 心身に影を落とすこともあるようです。同じようなことは、音楽活動に限らず世の中の 「集団」すべてに往々にして起こりうること。 社会学的に大上段に論じてはいませんが、「組織の終わり方」「破滅の経緯」に ついて、本書は理解の一助になると思います。 この手の書籍は、大人の事情によっていつの間にか回収されていたりすることが 多いので、興味がある方は販売されている内に購入しておいた方がいいかも しれません。 個人的には、さらなる内容の充実やアップデートを行って、定期的に改訂してほしい ところです。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|