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第二次世界大戦の過酷で無慈悲で残酷な様子を印象的に見せる『バンド・オブ・ブラザース』は、空挺師団「E中隊」の様子を訓練所から終戦まで追ったドラマである。訓練のすさまじさ、そしてその上を行く戦いのすさまじさが視聴者を捉えた。E中隊は、決行当日のノルマンディー上陸作戦、失敗に終わったオランダへの侵略、バルジの戦いの他、もちろん、強制収容所の解放、ヒットラーの「ワシの巣」の攻略などに参戦した。 しかしこの番組の素晴らしさは、波乱の歴史だけでなく、細かい点(空挺部隊員が降下する際に飛行機が揺れる様子や、ドイツの兵士のボタンホールに挿された花など)や、実践の様子(軍略から官僚組織の機能まで)を重視して描写したところにある。短編のシリーズという作りから(10のエピソードに生存兵士のインタビューが満載のドキュメンタリーをプラス)、2時間の映画では見せられないような精緻さだけでなく、恐れ、皮肉、残酷さ、思いやり、あらゆる混乱といった戦争に対するストレスやトラウマといった反応を広く捉えている。 その結果、単純な判断と熱心な好戦的愛国精神を持てない、リアリティのある番組となった。兵士らがやらねばならなかったことは恐ろしいが分かりやすく、彼らが払った心理的代償が明らかにされる。脚本、ディレクション、演技のどれもが一流だ。出演者の多くはあまり有名でないが、軍の連隊のように全体としてのチームワークが強調された。ダミアン・ルイスとロン・リビングストンが、気骨と知性溢れる二兵士という重要な役を演じた。『バンド・オブ・ブラザース』は歴史上の一大事実を、説得力のある個人の経験の積み重ねとして見せた。これは非常に興味深く感動的な偉業である。(Bret Fetzer, Amazon.com)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
スティーヴン・スピルバーグとトム・ハンクスが製作総指揮を務め、第二次世界大戦の実話に基づく物語をドラマ化した戦争TVシリーズのBOX。フィル・アルデン・ロビンソン、デヴィッド・フランケルら一流監督が演出を手掛ける。全10話を収録。
内容(「Oricon」データベースより)
第2次世界大戦を舞台にアメリカ陸軍のエリート部隊“E中隊”の苛烈な戦いを兵士たちの人間関係を軸に描き、2001年ゴールデングローブ賞TVドラマ&ミニシリーズ部門で最優秀賞を受賞した「バンド・オブ・ブラザース」が全10話収録したコンプリート・ボックスで登場。