全てにおいて中途半端である。
まず、ファンの夢という実際のMMO−RPGになったことだが、これが中途半端。月々の課金がゼロと敷居が低いことが売りの一つなのだがそもそもPS2はオンライン環境を整えるのにお金がかかるうえ、そのオプションパーツがそう易々と手に入らない。おまけにオンラインで遊べる期間が一年間と限定のため、発売から時間がたつごとにオンライン環境を整えて遊ぼうという気力が削られる。
では通常ゲームとしては? オンラインモードの他にオフラインモードがあるが、システムは共有。ゆえか、オフラインモードではイライラさせられることが多々ある。さらに敵の出現パターン、行動パターン、戦闘の速度はオフラインゲームであった前作そのままなので、敵モンスターで蘇生行動を行うものが複数出てきたとき、倒しても倒してもあっという間に蘇生させられてしまう(このような行動を取るモンスターは一種ではないため、出現頻度が高い)。戦闘をとめてどうするか考えようにもメユー画面を開こうがなにしようがオンラインモードへの対応のためにゲームが止まることがない。区切ることが出来ないのに恐ろしく高速戦闘でカメラワークも悪い。また、オフラインではゲームを進めていくとき、その難易度の上がり方が尋常ではない。せっせせっせとレベルを上げて、それでもなお足りない。
ではファンディスクとしては?
前作のキャラやアニメのキャラが出てきて楽しい、かと思いきや! 彼らは音声がない。メールもほとんど送ってこない。ファンディスクとしては非常に薄い作りだ。
全てにおいて中途半端な作り。これがこの作品である。