このデストリガーバージョンは昨年末に発売されたオリジナル版と同じく、関節の可動部を下手に動かすと塗装が剥がれてしまう可能性があるため耐久性はあまり優れていません。
韮沢靖デザイナーはこのデストリガーバージョンをデザインするにあたって「凶悪でバンパイア的なイメージ」を元にデザインしたそうで、暗色の黒に近い色をした皮膚によって明色の赤い部分が際立ち、かなりかっこいいと思います。
特に皮膚の色はオリジナルの超合金ガイガンの身体が明るい青色で、劇中の色とかけ離れてしまっているのに比べ劇中の色に大きく近づいています。
ただ、凶悪でバンパイア的なイメージなのであればあえて赤い部分を赤一色にせず元の銀色のままで、腕のカマの刃の部分など、いかにも仕留められた獲物の返り血が付きそうな部分のみにスプレーで血を思わせる赤い塗装を施すというのも充分ありだったと思います。
また、これはオリジナルの超合金ガイガンが発売された時から思っているのですが、この超合金ガイガンの皮膚はプラスチックと超合金ことダイキャスト製で硬く、生身の皮膚らしさが感じられません。
これについてはプラスチックをあえて使わず、皮膚をムービーモンスターシリーズのような普段の怪獣玩具でおなじみの柔らかいソフビ製にし、劇中のガイガンで銀色をしている金属部分をダイキャスト製の硬い部品にした方が、金属部分を全て金属製のダイキャストで再現していることを売りにできる上、皮膚は柔らかく金属部分は硬いという、生物と機械が融合したサイボーグ怪獣らしい商品になったと思います。
せっかくのサイボーグ怪獣なのですから、プラスチックではなく普段の怪獣玩具でおなじみのソフビと機龍二部作の超合金メカゴジラに使ったダイキャストを融合させた、これまでにない商品にして頂きたかったところです。